大阪・関西万博開催記念を銘打った大阪松竹座『薫風歌舞伎特別公演』が、11日に幕を開けた。ミャクミャクもロビーで出迎えるなか、舞台上には「脈々丸」が登場するなど、外国人や歌舞伎初心者にも気軽に楽しんでもらえる演目の中に、歌舞伎の醍醐味があふれた。 第一部『今昔歌舞伎草紙』は、市川青虎の口上に始まり、日本舞踊家たちが、歌舞伎の発祥とされる出雲の阿国一座による“歌舞伎踊り”から、歌舞伎の変遷を踊り継いだ。上方歌舞伎を代表して 伊左衛門(中村扇雀)と夕霧(中村壱太郎)による 『廓文章 吉田屋』の一場面のほか、江戸歌舞伎を代表した『お祭り』では、中村鴈治郎、片岡愛之助、市川中車が獅子の姿となった鳶頭を勤め、最後は豪快な毛振りで客席 を盛り上げた。
2025/05/14