東京ディズニーシー(TDS)8番目の新テーマポート「ファンタジースプリングス」が今年6月6日に開業する。グランドオープンまで“あと100日”となる27日、100日前を祝うセレモニーが千葉・アンバサダーホテルにて開催された。 ファンタジースプリングスは、TDS開業以来最大となる総開発面積約14万平方メートルを2019年5月の工事着手から約5年、総投資額約3200億円をかけて開発。ディズニー映画を題材とした3つのエリア「フローズンキングダム」(『アナと雪の女王』をテーマとしたエリア)、「ラプンツェルの森」(『塔の上のラプンツェル』をテーマとしたエリア)、「ピーターパンのネバーランド」(『ピーター・パン』をテーマとしたエリア)と、1つのディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」からなり、“魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界”をテーマとしている。 セレモニーでは、オリエンタルランドの高野由美子会長(※高=はしごだか)は「4つのアトラクションは最終調整である長時間の耐久テストに入りました」と進捗状況を明かし、「世界に誇れる新たなディズニーファンタジーの世界を作り上げました。ゲストの皆様が足を踏み入れたその先に広がるのは、物語に溢れたファンタジーの世界です」と紹介。 「世界で唯一の海をテーマとしたディズニーテーマパークである東京ディズニーシーに、ファンタジースプリングが加わることにより、東京ディズニーリゾートはもう一段進化し、世界が注目するオンリーワンの場所になっていくと確信しております」と力強く語った。 ウォルト・ディズニー・カンパニーのディズニー・パーク・インターナショナル プレジデント&マネージング ディレクターのジル・エストリノ氏も「日米スタッフが一緒に仕事をして、ここ日本のゲストに魔法と新しい体験を届けることができてとてもうれしいです」とオープンを心待ちにする心境を話していた。 ほかにも各担当者が、完成が間近となったエリアを映像とともに紹介。「入口となるファンタジースプリングスエントリーウェイでは、ピーターパン、アナとエルサ、ラプンツェルなどをかたどった “魔法の泉”がゲストをお迎えします。ここには他にもさまざまなキャラクターが岩で表現されるなど、魔法の泉が訪れたゲストをディズニーファンタジーの世界へいざないます」など、注目ポイントを説明した。 展示会では世界初となる1/25サイズのエリア模型や、国内初展示となる新アトラクションのビーグル模型なども。また、キャストのコスチュームも公開された。
2024/02/27
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