お笑いタレントでボディビルダーのなかやまきんに君(45)が28日、都内で行われた全国農業協同組合連合会(JA全農)の『和牛消費喚起キャンペーン』に和牛応援団長として参加した。 物価上昇などの影響により、消費者の生活防衛意識が強まるなか、牛肉消費が豚肉や鶏肉に移行し、高級品のイメージが強い和牛の需要が縮小。JA全農は、「ちょっといい日に和牛をたべよう!」をテーマに消費喚起キャンペーンを企画し、きんに君が和牛応援団長に就任した。 危機的な状況の和牛について、きんに君は「なんとか私も応援したいと思った」とする。それも、きんに君の肉体作りには欠かせない食材が牛肉だそう。「もちろん私も食べさせていただいております。牛肉というのはですね、私をはじめ筋肉作りをする人にとっては欠かせない食材の1つでございまして。やはり、まずはタンパク質ですよね。タンパク質というのは、20種類のアミノ酸で構成されておりますけれども、そのアミノ酸のバランスがいい。アミノ酸スコアというのがありまして、そちらがまず100点満点中100点なんですよ。そして、それ以外の栄養素も、ビタミンB12だとかミネラルの亜鉛とか、鉄分がバランスよく含まれております。皆さん知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、和牛といえばバランスのいい刺し。脂身があると思うんですけども、ここもすごくいいことがありまして、カルニチンというアミノ酸がありまして。そのカルミチンというのは、脂肪を燃焼するときに、しっかりと取らないといけない。そういった栄養素もこの和牛には含まれておりますので、おすすめですね」と饒舌に語った。 イベントでは、実際に和牛を試食することに。ボディビルのオフ期間でもある、きんに君はお肉をほおばると「間違いない。もう本当に口の中に入れた瞬間にもう幸せ。甘み、お肉のおいしさ、ふわっと広がって最高ですね」と笑顔を見せていた。