俳優の橋本環奈（24）、新木優子（29）、岩田剛典（34）、福田雄一監督（55）が14日、都内で行われたNetflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』配信記念特別試写会イベントに登場した。

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　イベントには約200人のファンが参加。劇中で描かれている舞踏会を意識した会場にはレッドカーペットが敷かれ、ドレスアップしたキャストらが客席を通って登場すると、大きな歓声に包まれた。

　4人が登場して最初のあいさつでは、主役の知的で辛口な名探偵・赤ずきんを演じ、赤ずきん風のワンピースで登場した橋本が口火を切ったが、横から福田監督が茶々を入れて盛り上げ、橋本から「最初のあいさつでこんな話さないのよ普通！」とツッコまれるほどの盛り上がりに。岩田からは「楽屋の雰囲気そのまま来ちゃった感じ」と苦笑いだった。

　「福田組のミューズ」と呼ばれた橋本だが、今作で福田作品では初主演。「もちろん楽しかったです。いつものように現場で笑って帰るというか、笑いを我慢しないといけないような現場でした」と撮影を振り返った。

　美しく影のあるシンデレラを演じ、豪華ドレスをまとった新木は、福田作品に参加するのが念願だったといい「本当にわきあいあいとしていて、皆さんが生き生きしているのを見て楽しかった。現場に来るのが楽しみで、仕事じゃないような感覚で幸せだなと思いました」と笑顔。

　そして国中の女性が憧れるクールな王子様を演じる岩田は、2回目の福田作品となったが「2回目の怖さをかねがね聞いていた」と不安だったそうだが、かっこいい王子様役でふざける場面がなかったといい「みんな面白すぎて不安になってくるというか、ふざけないでいいのかなと、変なスイッチが入る（笑）」と心境を明かしていた。

　青柳碧人の同名小説（双葉社）を実写映画化した本作は、世界を知るために冒険の旅に出た赤ずきんが、旅の途中で出会ったシンデレラとともに舞踏会に行く途中、まさかの殺人事件に遭遇することから始まる。赤ずきんは無事に殺人事件を解決できるのか？ファンタジー×ミステリー×コメディーという、誰も見たこともない新たなグリム童話の世界を描く物語。

イベントのMCは、青木源太アナウンサーが務めた。

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