俳優の藤岡弘、(77)、藤岡の長女の天翔愛(21)、長男の藤岡真威人(19)、次女の天翔天音(17)が6月1日、都内で行われた海洋ノンストップ・サバイバル・スリラー映画『ブラック・デーモン 絶体絶命』(2日公開)の公開直前イベントに参加した。 崩壊寸前の油田で超巨大ザメ“BLACK DEMON”が来るという究極のピンチを生き抜く術を問われると藤岡は家族を守るために「自分の使えるものも限られている。全力で頭を使いながら考える」とする。そして油田の中で使えそうなものについて、電気を挙げた。「魚とか動物は電気に弱い。電力が使えたら、まずは電力で」とする。その理由について「僕は『藤岡弘、探検隊』で行ったアマゾンでデンキウナギというのは怖い、と。小さなデンキウナギをワニがかじった瞬間に即死ですよ」と力説した。 続いては急所を探すそう。「目とか鼻とか首とか。そういうところをどう狙うか」とイメージしたが「まぁ銃があれば1番いいんだけどね」と、まさかの提案をして笑わせていた。その後、『ブラック・デーモン』劇中内では銃がなかったため、「急所だけは鍛えられない。とにかく勇気、度胸がないといけない。急所を的確に一発で取る。我慢して、我慢して絶対に間違いなく当たるところまで待つ。武道をやるのは度胸をつけていく、というのもある」と熱く語っていた。 監督は『ランボー ラスト・ブラッド』ほか、多くのアクション作品を手がけるエイドリアン・グランバーグ。社会現象ともなったホラー映画『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』のプロデューサー、ジョン・シルクとタッグを組み、今度は海を舞台に新たな恐怖を仕掛けまくる。アステカに語り継がれる伝説の超巨大ザメから家族を守ろうと奮闘する主人公ポール役は『フォードvsフェラーリ』のジョシュ・ルーカスが演じている。