俳優の南沙良(20)が30日、東京・上野の森美術館でナビゲーターを務める特別展『恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造』のオープニングイベントに参加した。 この日は、タルボサウルスのパレオアートの前でのイベント。ティラノサウルスのグッズを持つほどの肉食恐竜好きの南は「(タルボサウルスも)大好物です」と笑顔を見せた。好きなポイントを問われると「口周り」だそうで「いいですよね。恐竜ってシルエットがいい。私もなりたいです。力強い」と憧れを語った。 また、イベントでは南も私物の恐竜グッズも登場。パジャマやスリッパも持っているが、この日はフィギュアを持参した。ティラノサウルスとモササウルスのフィギュアで「部屋の棚に飾ってます。ほかにも何体かいるんですけど。棚に置いてあるのを何もせずに見たり、お酒を飲んだりしています。ロマンを感じながら」と独特の楽しみ方をしているそう。インテリア的には「ここだけ浮いてます」と照れながらも「すごくお気に入りです」とうっとりしていた。 恐竜展といえば化石の展示が主役だが、本展は恐竜など古代生物を描いた「パレオアート」の世界に着目した異色の展覧会。19世紀の恐竜“発見”以降、人々は化石などの痕跡から想像をふくらませ、絵画を主な手段として太古の世界の住人たちの姿を創造してきた。そんな絵画など、世界各国から約150点もの貴重な作品が本展には集っている。会期は、あす31日から7月22日まで。