俳優の役所広司(67)、菅田将暉(30)、豊田裕大(24)らが5日、都内で行われた映画『銀河鉄道の父』(5月5日公開)の完成披露試写会に出席した。豊田は、役所と菅田との共演を喜んだ。 豊田は「皆さんになじめるように」と、必死で役所や菅田の演技に食らいついていたそう。憧れの2人との共演をうれしげに振り返り、「たくさんお話させていただきました」と笑顔を見せた。すると、役所が「撮影ないときも現場に来ていた」と告白。「菅田さんに言われたのかな?」と役所がおどけると、菅田も「そうなんですよ」とドヤ顔で便乗。実際は自分から現場に通っていたそうで「見逃さないように、聞き逃さないように」と貴重な機会を存分に活かせたと振り返った。 同作は、詩人・童話作家の宮沢賢治が「ダメ息子だった!」という視点を軸に、大量の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた同名小説(著:門井慶喜)を映画化したもの。主人公で賢治の父・政次郎を役所、長男・賢治を菅田、次男・清六を豊田が演じる。