俳優の嵐莉菜が22日、都内で行われた『第47回報知映画賞』表彰式に参加した。初出演にして初主演を務めた映画『マイスモールランド』の演技で新人賞を受賞した。表彰ではゲストとして同作にも出演する実の父・アラシ・カーフィザデー、妹のリリ・カーフィザデー、弟のリオン・カーフィザデーら家族が登場、嵐はサプライズに涙した。 父であるアラシは「莉菜、新人賞おめでとう」と祝福しつつ、「莉菜、覚えているか。小学校の卒業式で学生たちが将来の夢を発表するなか『はーい、女優やタレントができるモデルになります』と言った。『なりたい』ではなく『なります』。有言実行ってなかなかできない。それだけでなく新人女優賞も獲った。我が家の“長女”として我が家の“頂上”を目指してほしい、笑うところだよ?」と洒落を交えながら娘の勇姿を称えた。 そんな実父の言葉に嵐は「まさか家族が来るとは思っていなくて。知らされていないので涙を流してしまった。このすばらしい賞をいただけて大変光栄です」と泣きながらも感激。「女優という仕事はその役を通して、生き方や考え方を学び人の心を動かすことができる。大変楽しさと興味を感じました。今回のように私が学んだこと知ったこと、感動したことを観てくださる方に伝えられるような女優になりたいです。いただいた賞に恥じぬように今後とも精進していきたいと思います」と気持ちを新たにしていた。■受賞結果