人気グループ・Hey! Say! JUMPの薮宏太が7日、東京・日生劇場で上演されるミュージカル『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』取材会に参加した。自身も卒業した早稲田大学の人間科学部健康福祉科学科(通信)にこの春から入学したSnow Manのラウールに「早稲田の後輩は初めてなのかな? うれしいです。でも連絡先知らない。同じメンバーの佐久間(大介)には会うので佐久間経由でラウールの連絡先を聞きます」と約束した。 薮は「卒業するのは大変ですし、でも、とりあえずおめでとうございます」と祝福。「楽屋で勉強するのって恥ずかしいと思うけど、気にせず黙々とパソコンをひらいてできる学部なので頑張ってほしい。なにかあれば僕に相談してというのもなんですが、中丸(雄一)くんも僕もいますし煮詰まったり立ち止まったりしたら言ってもらえれば」と先輩としてエールを送った。 同作は、『キャッツ』や『オペラ座の怪人』を生み出した作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『エビータ』『ライオンキング』などの作詞を手掛けたティム・ライスが、まだ学生時代だった頃に初めてタッグを組んで生み出した、両巨匠の原点ともいえるミュージカル。 旧約聖書「創世記」の「ジョセフの物語」をベースに、波乱に満ちたジョセフの人生が全編楽曲でつづられ、数奇な運命を辿るジョセフの人生にふさわしく、ロック、バラード、シャンソン、カントリー、ロカビリー…と多彩なジャンルの楽曲が演奏され、天才作曲家がまさに誕生した瑞々しい希望に満ちた作品となる。本来は2020年4月に上演予定だった。 満を持しての上演に薮は「やっと幕をあけることができます。ジョセフの物語は人を赦し、立ち上がることがてテーマ。いろんなことがあるご時世ですけど、人を赦して手を取り合って一歩ずつ歩んでいこうという気持ちになれるように、誠心誠意、気を引き締めて感染対策しっかりしながら頑張っていきたい」と気持ちを新たに意気込んでいた。