俳優の高橋一生が、2021年の演劇界の成果を顕彰する『第29回読売演劇大賞』で「最優秀男優賞」を受賞し、25日に都内で行われた贈賞式に出席した。 フォーマルな黒スーツに袖を通し、オールバックのヘアスタイルで登壇した高橋は、受賞のスピーチで「自分の人生において、ほとんどの時間をお芝居に携わってまいりました。自分の芝居というものは評価、賞に縁遠いものだと思っておりましたが、この度の最優秀男優賞は、僕にとって大きな指針の一つになります」と喜んだ。 高橋が出演する『NODA・MAP「フェイクスピア」』は、最優秀男優賞のほか、大賞・最優秀作品賞、優秀演出家賞(野田秀樹氏)をトリプル受賞。高橋は「このことが何よりうれしく、幸福なことです。男優賞をいただいたのは、このカンパニーです。本当にありがとうございます」と感無量の表情で語っていた。
2022/02/25