女優の佐津川愛美が主演する映画『蜜月』(3月25日公開)より、母とのつらい過去の記憶に苦しむ美月(佐津川)を、いつもしっかりと支え受けとめてくれる陶芸家の夫・哲郎(永瀬正敏)の包み込むような夫婦愛にあふれたシーンと場面写真が解禁となった。 本作は、『MOTHER マザー』など、社会的抑圧や差別を題材にした作品を生み出している脚本家・港岳彦によるオリジナル脚本を、榊英雄監督が映画化。懸命に幸せを求めながら壊れていく家族の、愛と再生の物語を描く。 解禁された映像は、スナックのカウンターで弟・伊織の恋人・香澄(森田想)に、美月の夫・哲郎は「彼女の心を一人ぼっちにはしておけない」と語ったり、取り乱す美月を黙って受け止めたり、美月の頬を伝う涙をそっと拭うシーンが切り取られている。一生懸命生きてきた美月に、小さな希望を感じさせる哲郎を、言葉でなくその存在で愛を表現する永瀬の演技が映画に奥深さを与えている。