NTT東日本は25日、ICT(情報通信技術)やデジタルデータを活用した新しい分散型デジタルミュージアムのショーケースとして、12月1日より体験型美術展『「Digital×北斎」【破章】』を都内で開催することを発表。新型コロナ禍における新しい文化芸術鑑賞の形を示すことにより、地域の文化芸術の魅力発信を通じた地方創生モデルの創出を目指すとした。 同社は昨年、体験型美術展『「Digital×北斎」【序章】』を開催しており、好評を博した。一方で、昨今の新型コロナウイルス蔓延により、地域の美術館・博物館が感染防止に配慮した運営にシフトするなど、文化芸術鑑賞の楽しみ方も新しい行動様式に合わせていくことが求められている。今回の【破章】ではこうした背景を踏まえ、同社が保有するICTやアセットを活用して、時間と場所を超え地域の文化芸術を楽しめる「分散型デジタルミュージアム」のショーケースとして開催する。
2020/11/25