1980年代のファミコン全盛期に一世を風靡(ふうび)した高橋名人(60)が13日、都内で行われた創通『GGGP2019』大会開催告知イベントに出席。eスポーツの“先駆者”とも言える高橋名人は「昔ではありえなかった時代。ゲームで遊んで、お金を稼いで生活ができる。こういう風になればいいなと思っていたけど、まさか実現するとは思ってなかった。そういう意味では夢がかなってきたのかな」と感慨深げな表情を浮かべた。 ゲームの進化について話題が及ぶと「どんどん連射が必要なくなってきて残念ですが、僕も16連射は無理で、今は13連射くらい。今の時代で連射が必要なゲームを出されると困りますね」と苦笑いで明かしつつ「もうちょっと“高橋名人”をやらせてもらって、ゲームの面白さを伝えていきたい。ゲーム業界から引退するのは、まだ先かな」と白い歯をみせた。
2019/07/13