先月29日に日米同時公開されたディズニー映画『ダンボ』。日本での興行は初日から3日間で約20万人を動員、興行収入は2億5000万円を超え、30日・31日の週末動員&興行収入では初登場2位と、好成績でスタートを切った。 本作は、長編アニメーション映画『ダンボ』(1941年)で描かれた、ダンボと母親ゾウの感動的なストーリーを生かしながら、ティム・バートン監督がオリジナル脚本で作り上げた、ひとつの家族とダンボをめぐる物語。1919年(第一次世界大戦が終わった翌年)を舞台に、実写のファンタジー・アドベンチャーに仕立てられているが、人間の家族の側面からのドラマも描かれていて、“すれ違ってしまった家族”が“再生”していく物語でもある。
2019/04/07