今月2日に慢性閉塞性肺疾患のため横浜市内の病院で亡くなった落語家の桂歌丸(かつら・うたまる、本名:椎名巌=しいな・いわお)さんが、1966年の番組開始から出演し、2006年から16年までは司会を務めた日本テレビ系演芸番組『笑点』の収録が7日、都内で行われた。あす8日放送のレギュラー回では、事前番組の『もう笑点』も含めて歌丸さんを追悼する内容へと変更。歌丸さんをお題にした大喜利とメンバーたちによる座談会などが放送される予定で、この日は同大喜利パートなどの収録を実施した。 歌丸さんが亡くなってから初となる『笑点』の収録が終わった後には、大喜利メンバー7人(林家木久扇、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、三遊亭円楽、春風亭昇太、林家たい平、林家三平)と座布団運びの山田隆夫が取材に応じた。『笑点』では、歌丸さんとのイジりあいで笑いを取っていた円楽は「歌丸師匠は僕の思い出の中に生きていると思いますし、恩義・思い出を忘れずに…ありがとうございましたの一言しか言えません」と天を仰いだ。
2018/07/07