俳優の東出昌大が主演する映画『寝ても覚めても』(9月1日公開)が、『第71回カンヌ国際映画祭』のコンペティション部門に正式出品されることが12日、発表された。メガホンをとった濱口竜介監督は「とても光栄です」と喜びのコメントを寄せた。 同作は、柴崎友香氏による同名恋愛小説を映画化。東出が、同じ顔をしていながらも全くタイプの違う男・亮平と麦(ばく)という一人二役に挑み、唐田えりかがヒロイン・朝子を演じる。濱口監督は、5時間を越える前作『ハッピーアワー』で注目を集め、自らが映画化を熱望した同作で商業映画デビューを果たす。濱口監督の才能に惚れ込み、フランスの大手セールスカンパニーMK2が同作の海外セールスを担当している。
2018/04/12