早見和真氏の同名小説を映画化する『ポンチョに夜明けの風はらませて』(10月公開)の新たなキャストが11日、発表された。太賀、中村蒼、矢本悠馬演じる高校生3人の行く宛もない高校最後の旅を描く作品。太賀扮する主人公の母親を西田尚美が演じるほか、佐藤二朗、お笑いトリオ・東京03の角田晃広が共演する。 将来に希望を見出せないまま、ただ何となく日々を過ごしていた男子高校生の又八(太賀)、ジン(中村)、ジャンボ(矢本)。卒業を間近に控えた今、ジンは一流大学への受験を決意し、ジャンボは父親のとんかつ屋を継ぐことを決めていたが、又八だけは何も進路を決められずにいた。このありふれた日常から少しだけでも抜け出したい。そんな思いを胸に、又八はジン、ジャンボを連れて旅に出る。
2017/05/11