俳優の升毅(61)が19日、都内で行われた主演映画『八重子のハミング』プレミア試写会イベントに登壇。42年にわたる芸能生活の中で、長編映画の主演は自身初の経験となったが「監督からお話をいただいた時は、役者の個人的な部分では『やったぜ!』っていう思いでした」と絶叫しながら喜びをかみしめた。 撮影がスタートするまでの2ヶ月間は、脚本を読みながら葛藤する日々が続いていたといい「カチッとしたプランができていないまま、撮影当日を迎えたのですが、始まった瞬間に自分じゃないというか、そこに主人公の石崎誠吾がいた感じで、自然に入っていけた」としみじみ。「こんな感覚は初めてだったんですけど、それで『こんな風にいたら、いいんだ』ってちょっと安心しました」と当時を振り返った。
2017/04/19