落語家の林家木久扇が27日、東京・日本橋高島屋で開催される『笑点 放送50周年特別記念展』の開会式典に登壇。日本テレビ系人気演芸番組『笑点』の司会を務める桂歌丸が別の会見で自らの引き際について「考える時期に来ている」と発言したことを受け「自分で区切りをつけちゃいけない。『終の人生』とかそんなことをいうと、自分がそこに追い込まれていっちゃう」と持論を展開した。 報道で、歌丸の言及を知ったという木久扇は「司会交代の話とかは全然ないですけど、今度お会いしたら直接言いたい」と前置きし「自分で自分の役割をおしまいとか決めちゃいけませんよ。それは自然に見ている人は衰えてきたなとか感じて、番組自体も数字がとれなくなってきて、じゃあ新しい人ってなっていくもの。お一人で決断しちゃいけない。なんで自分で自分を片付けてしまうのか」と、いつになく真剣な表情で訴えた。
2016/04/27