ロックバンド・THE BOOMが17日、東京・日本武道館で解散ライブ『THE BOOM FINAL 20141217』を行い、3時間15分にわたって26曲を熱演し、完全燃焼した。ボーカルの宮沢和史は万感の思いを込め「世界一幸せなロックバンドを、今日まで信じてくれてどうもありがとう」と感謝を伝え、1989年5月のデビューから25年の活動に終止符を打った。 90年7月26日の初武道館ライブ同様、1万人以上のファンに360度囲まれたステージが用意された。場内が暗転し、初期の名曲「TAKE IT EASY」をBGMに登場すると、初っ端から代表曲「島唄」を熱唱。宮沢は「きょういろんな事情で来れなかった人もたくさんいるので、この会場だけじゃなくて、ここから飛び出して遠いところまで届くようにと願って、最後まで音楽を演奏させていただきます」とかみしめるようにあいさつした。
2014/12/17