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第5回 コンフィデンスアワード・ドラマ賞

第5回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」結果発表!

作品賞『家売るオンナ』(日テレ系)
主演男優賞三上博史(『遺産相続弁護士 柿崎真一』ytv/日テレ系)
主演女優賞波瑠(『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』KTV/CX系)
助演男優賞山内圭哉(『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』CX系)
助演女優賞木南晴夏(『せいせいするほど、愛してる』TBS系)
脚本賞遊川和彦氏(『はじめまして、愛しています。』EX系)
新人賞石井杏奈(日曜劇場『仰げば尊し』TBS系)
受賞者コメント

作品賞: 『家売るオンナ』の小田玲奈プロデューサー

家を売るってドラマチックだな、と思って企画しましたが、少々現実離れした設定がどう視聴者に捉えられるのか、正直心配でした。この作品賞受賞で皆さんに面白がって観てもらえたんだと実感でき、本当にうれしいです。ありがとうございました。私がバラエティ番組出身であることで、「バラエティとドラマの融合」など色々と話題にしていただきましたが、この受賞は私だけの力ではありません。主演の北川景子さんはじめ、現場は息の合う素敵なメンバーで完璧なチームワークでした。続編については、「何かを売る仕事をテーマに」という流れで、みんなで「車売る〜」「惣菜売る〜」など雑談をしましたが、果たして“惣菜”が面白いかどうか…、考えているところです(笑)

主演男優賞:三上博史

10代から映画やドラマ、演劇をやってきましたが賞には縁がなかったので、主演男優賞をいただくことができ、とてもうれしく思っています。昨今、テレビ番組は規制が多く、かつて自分が演じた役も、今ではできないものがあるくらいです。今回は深夜ドラマでもあり、そういったことを意識し過ぎず、最大限の表現にチャレンジしました。こういうドラマを視聴者の方に面白がっていただくことで、状況は少しずつ変わってくると思っていたので、その意味でも今回の賞は非常に価値のあるものだと感じています。このドラマに見合う最高の技術をもったスタッフ・キャストの皆さんが集まり、それぞれのパートでボロボロになりながら全力を尽くしていました。その結果、こうして賞に繋げることができ、本当に良かったです。

主演女優賞:波瑠

今回私が演じた藤堂比奈子という役は、非常に設定がむずかしく、理解を刷り合わせるのに監督と何度も話し合ったほどすごく苦労したキャラクターでした。でも、そういった作業も含めてチャレンジがすごく多かった作品で、演じ甲斐がありましたので、今回このような賞をいただくことができてとてもうれしいです。形として残るものをいただけると、作品作りへの気持ちがすごく高まりますし、「ああがんばってよかったな」と思えますから。これからも、幅広く、拘らず、いろいろな人間を演じていけたらと思っています。ありがとうございました。

助演男優賞:山内圭哉

役者として賞をいただくのは初めてなので本当にうれしいです。今回、これまであまり演じたことのないタイプの役を演じることができたことは、いろんなふり幅で演じられる役者になっていけるきっかけになったと思います。撮影中、上司役の遠藤(憲一)さんは作品にいかにリアリティを出すかをものすごく考えていましたし、主演の中島(裕翔)くんには、役者としての真摯な姿勢に尊敬の念を感じるばかり。自分がいただいてもいいのか、という逡巡は少しありますが、演じやすい環境をつくってくれた共演者の皆さんやスタッフさんに感謝しながらこの賞をいただきたいと思います。

助演女優賞: 木南晴夏

『せいせいするほど、愛してる』というドラマ全体を皆さんが愛してくれて、そして、ある意味、とても面白がっていただけたことで、私が優香という役で助演女優賞をいただけたと思っています。本当にうれしく思い、光栄に思います。エキセントリックなところばかりが取り上げられてしまう役柄でしたが、私自身としては、自分の旦那さんを純粋に愛して、それゆえに縛り付けてしまうという、女性でも男性でも持っている一面が研ぎ澄まされて出てきてしまっただけのことで、共感できる1人の女性としてフラットに演じたつもりです。優香という役を魅力的にしてくださったのは、監督や視聴者の皆さんだと思っています。これからも1つひとつの役を自分自身で突き詰めて、全うしていけたらと思います。

脚本賞: 遊川和彦氏

このたびは「脚本賞」をいただきまして、ありがとうございます。最近はけなされることが多いなか(笑)、褒められたので大変感謝しているし、少し照れ臭くもあります。この作品は、山田(兼司)プロデューサーから「子どもが幸せになるための特別養子縁組という制度をドラマにして、世の中に広く伝えたいんです」と、熱心に提案されたことから始まりました。その熱い思いは、脚本家としてドラマを作る価値をより感じることができますし、作品が成功するとも思いました。現場ではいい作品を作ろうと、役者もスタッフも本当に一生懸命でした。そういう意味では、脚本だけ賞をもらうのは申し訳ない気持ちです。次回は山田プロデューサーと一緒に、ほかの賞を総なめにできるよう頑張っていきます。

新人賞:石井杏奈

今年は賞を取ることが目標でもあったので、こうしてドラマで賞をいただくことができてとてもうれしいです。撮影中の3ヶ月間はとても濃い時間でした。みんなで一生懸命に力を合わせて“届けたい”という想いに向かって突き進んだ作品を、こうして評価していただけたのもうれしいです。寺尾聰さんからはお芝居のことをたくさん教えていただきました。「台本を読んで最初に思った気持ちを貫き通してほしい」というアドバイスはとても勉強になりました。これからもその気持ちをちゃんともっていたいですし、もっと強くなりたいと思っています。この『仰げば尊し』に出演したことは自分にとって大きな財産になりました。ありがとうございました。

コンフィデンスアワード・ドラマ賞とは?

オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する賞。視聴者の評価は、『コンフィデンス』が毎週、約700名を対象に調査しているドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」の累積平均データを使用。審査員の投票結果と合計したうえで、最終的には有識者20名による審査会で決定する。

第5回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」開催概要

オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催。視聴者のドラマ満足度を調査した「オリコンドラマバリュー」(※1)結果と有識者の意見をもとに、“質の高いドラマ”を発表する賞。15年7月よりスタート。
名称 「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」
対象作品 7月クール(7〜9月に放送が終了したもの)の地上波の主なドラマと、WOWOWのオリジナルドラマ。
※国内ドラマを対象とします
審査員 ドラマに関する有識者とマスコミのドラマ・テレビ担当者
選出方法 審査員により、「作品賞」「主演男優賞」「主演女優賞」の3部門について、 5作品および男女各5名を投票。審査員の投票結果と「オリコンドラマバリュー」(※1)集計結果をもとに「選考対象(作品&主演俳優)」を決定。審査会での審査を経て最終決定。

<選考対象作品および主演俳優の決定について>
1、審査員の投票を集計し、「作品」では上位10作品より順に10〜1点を付与。「主演俳優」では、 男女各上位5名より順に5〜1点を付与。
2、「オリコンドラマバリュー」累積平均ポイントの上位10作品より順に10〜1点を付与。 同じく男女各上位5名より順に5〜1点を付与。
3、1と2の合計ポイントで決定。
受賞枠 作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、新人賞(計7部門)
主催 エンタテインメントビジネス誌「コンフィデンス」
※1 オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から全国約700名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演俳優」「その他俳優」「内容」という4項目に加え、Twitter のツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100点満点で集計・発表している。

プレイバック!「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」歴代の結果

提供元: コンフィデンス

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