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乃木坂46・秋元真夏が語るキャプテン論 環境づくりと後輩育成がカギ

引っ張っていくタイプではないので、キャプテンに向いていない

――その乃木坂46の活動では、8月14日の京セラドーム大阪公演でキャプテン就任が発表されました。キャプテンに就任していかがですか?
秋元 とてもビックリしました。そして、実感が沸いていないです。就任後は、舞台『サザエさん』の現場に入っていたので、まだ乃木坂46の現場があまりなくて。ここからまた始まるのかなという気持ちです。

――“世話焼き”と言っていましたが、キャプテンに向いている性格ですか?
秋元 たぶん向いていないと思います。しっかりしている時と、していない時の差があるので。私が思うキャプテン像は、すきがなく、皆のことを引っ張っていくイメージです。でも、私は引っ張っていくタイプではない。なので、皆に寄り添うキャプテンになれたらと思っています。

――どんなグループに育てていきたいですか?
秋元 誰に制限されることなく、皆が伸び伸びと個性を活かせる場所が乃木坂46であってほしいです。ドラマやバラエティ、舞台やモデル、個々にいろんな活動をしていて、皆が集まったときに力を発揮する。3期生と4期生の後輩たちがどこにいても居心地の良い環境を、1期生と2期生の私たちが作らないといけないなと思っています。

他のグループに負けない“仲の良さ”が乃木坂46の強み

――今後の乃木坂46の課題はありますか?
秋元 いま坂道グループは、乃木坂46、欅坂46、日向坂46、吉本坂46の4グループあります。そのなかで、グループごとに切磋琢磨できように、どのグループも上を目指していくことが大切なことです。その上で、どこのグループとも戦えるように、乃木坂46も後輩たちを育てていかないといけない、それが課題です。

――そのなかで、乃木坂46の強みはどんなところですか?
秋元 他のグループには負けない“仲の良さ”です。テレビ番組やライブのMCなどで見せる仲の良さや距離感の近さ、そこが好きですとファンの方に言ってもらえるので、メンバー同士の“仲の良さ”が一番の強みです。

――「AKB48の公式ライバル」としてデビューしました。姉妹グループもでき、大きく成長した今の状況はどうですか?
秋元 もちろん結成当初は、今の状況を想像していなかったです。AKB48さんの名前を借りてデビューして、土壌ができている状態のデビューだったので、そのぶん私たちも努力をしないといけない。そして今、こんなにも乃木坂46を知っている人が増えた以上、責任を持って活動をしないといけないと感じています。

――ブログでは、「明るく支えられる人を目指す」と所信表明をしていました。これから10周年に向けて、いま改めて所信表明をお願いします。
秋元 私はしっかり者ではないので、グループを引っ張っていけるかどうか不安です。でも、私がキャプテンに就任した時、「真夏さんが心配しないように、私たちが頑張ります!」と私の周りを囲み、後輩たちがそう言ってくれました。“なんていい子たちなんだ”と感動したのと同時に、このメンバーが“アイドルになってよかった”と思ってもらえるようなグループを作って、それをファンの方に見てもらうことが、私の目標です。

写真/Taiki Murayama

『連続ドラマW 引き抜き屋 〜ヘッドハンターの流儀〜』

  • (C)WOWOW

    (C)WOWOW

【放送日】毎週土曜22:00 ※11月16日スタート
【出演】松下奈緒、内田有紀、小手伸也、渡部篤郎、要潤、秋元真夏(乃木坂46)他
【ストーリー】
「私をクビに?」──父親が社長を務めるアウトドア用品メーカー、フォーンの幹部として働いていた鹿子小穂(松下奈緒)は愕然とした。ものづくりへの信念を引き継いで仕事に励んでいたが、突然の解雇。背景には“あるヘッドハンター”を介して招聘された人物の策略が……。そんななか、小穂の前に「ヘッドハンター」を名乗る渡会花緒里(内田有紀)が現れ、くしくも彼女が働くヘッドハンティング会社・フォルテフロースで働くことに。そして、ボスの並木剛(小手伸也)に連れられて初仕事に行くと、そこには競合の剛腕ヘッドハンター・戸ケ里政樹(渡部篤郎)が……。駆け引き、裏切り、騙し合いを繰り広げながら、小穂は一癖も二癖もある経営者らクライアントやキャンディデイト(ヘッドハンティングの候補者)と対峙し、「人の人生を預かる仕事」にやりがいを見いだしていくが……。その一方、フォーンの経営に暗雲が漂い始めていた。その裏にいるのは……。

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提供元: コンフィデンス

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