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地上波連ドラでデビューを飾る異色VTuber・猿楽町双葉「YouTube活動は準備中」【VTuber本人インタビュー】

 週刊エンタテインメントビジネス誌「コンフィデンス」のVTuber本人インタビュー第3弾は、江戸時代末期から現代の電脳空間にタイムスリップしてきた猿楽町双葉。テレビ東京のVTuber連ドラ『四月一日さん家の』(4月19日スタート)でデビューする猿楽町双葉は、今や国内だけでも6000人を超えると言われるVTuberのなかでも、地上波ドラマでデビューを飾る初めての存在として注目を集めている。そんな彼女に、その異色の生い立ちや今後の夢までを語ってもらった。

何も知らないところから歩んでいこうという点が評価された

──カッコいい衣装ですね! これは忍者をイメージしたものなんでしょうか?
猿楽町双葉はい、これが拙者の普段着でござる。背中の帯は走ったり飛んだりするとキレイに揺れるので、早くみなさんに動いている姿をお見せしたいです!

──双葉さんはVTuberとしての活動に先駆けてドラマで女優デビューとなります。まずは本作に出演が決まった経緯を教えてください。
猿楽町双葉拙者は幼い頃から歌やお芝居が大好きでした。だけど女が舞台に立つことは幕府から禁止されていたので、いつもこっそり真似していたんです。そんなある日、忍者修行への道中に足を滑らせて穴に落ちてしまいまして……目が覚めたら、なんと男女分け隔てなく歌ったり踊ったりしている渋谷の電脳空間にいたわけでございます。

──タイムスリップしてしまったということですか?
猿楽町双葉そのようです。最初は戸惑いもありましたが、ロクべえさんという犬と出会ったおかげで芝居に出られることになり、せっかくの機会なので挑戦してみようと思った次第です。

芝居を意識するというより、3人で楽しくおしゃべりする感じ

──演じる四月一日二葉と自身に共通点はありましたか?
猿楽町双葉好奇心旺盛で元気っ子なところですね。二葉は流行に敏感なアパレルショップ店員で、初めて聞く用語や言葉遣いも台詞にたくさんあったのですが、すんなりと演じられたかなと思っております。

──では初めてのドラマの撮影で、大変だったことは?
猿楽町双葉まずは台詞を覚えるのが大変でした。このドラマは登場人物が3人しかいないので、1人ひとりの台詞量が膨大でして。現場では、それを会話としてやりとりするのが一番大変でした。ただ監督さんからは、動きもセリフもとにかく自然にと言われていましたので、慣れてきてからは、変にお芝居を意識するというよりは、3人で楽しくおしゃべりする感じでできたと思います。
──アドリブも多く盛り込まれていると聞きました。
猿楽町双葉そうなんです。拙者が甘噛みしちゃったところもそらちゃんやアオちゃんがカバーしてくれたり、お芝居だけど生っぽいのがこのドラマのおもしろいところかなと思います。毎話の最後には「3人+スタッフ」のアフタートークもあるので、3人の素の姿も楽しんでもらえたらうれしいです。

提供元: コンフィデンス

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