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三菱アウトランダーPHEV Sエディション/アウトランダーPHEV Gプラスパッケージ【試乗記】


エンジニアの意地

「三菱アウトランダーPHEV」がビッグマイナーチェンジを受けた。そのハイライトは、主要構成部品の9割に手を入れたというプラグインハイブリッドシステムの刷新だ。デビューから5年間の集大成ともいうべき、三菱自慢のシステムの出来栄えを試した。

燃費性能が悪くなった!?

よりEV(電気自動車)らしさを強めるためにエンジン排気量をアップしました――。最初に説明を聞いたときには意味がよく分からなかった。2年ぶりに大幅な部分改良をした三菱自動車のアウトランダーPHEVのことだ。同社としては初めてのプラグインハイブリッド車(PHEV)であるアウトランダーPHEVが登場したのは2013年のこと。それからもきめ細かく改良を重ねてきたが、同社が「2019年型」と呼ぶ最新モデルが間もなく発売となる。

外観上の変更点はグリルやヘッドランプ、バンパー形状の変更などそれほど大きくはないのだが、中身はかなり手が入っている。改良の最大の目玉は、搭載エンジンがこれまでの2リッター直列4気筒から、0.4リッターアップの2.4リッター直列4気筒に換装されたことだ。従来のアウトランダーでは、ガソリンエンジンモデルが2.4リッター、PHEV仕様は2リッターという使い分けがなされてきた。

PHEVモデルはエンジンのほかに前後輪にそれぞれ駆動モーターを備えているので、加速が必要なときなどは駆動力を補うことができる。環境性能を重視するPHEV仕様では、そのぶんエンジンの排気量を小さくして燃費性能を向上させるのがその目的だったと記憶している。

それが今回は、エンジン排気量を大きくしたことで、ハイブリッド燃費(バッテリーの残量ゼロの状態でハイブリッド車として走った場合の燃費、JC08モード)は従来型の19.2km/リッターから18.6km/リッターへとわずかながら低下している。環境性能が売り物のはずのPHEV仕様で環境性能を悪化させるような変更をあえてしたのはなぜなのか? 三菱のエンジニアに疑問をぶつけてみた。...

提供元:webCG

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