• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)

カワサキZ900RSカフェ(MR/6MT)【レビュー】


あざといまでのザ・バイク感

2017年末にデビューするや、往年の名車「カワサキZ1」を思わせる姿でベテランライダーのハートをわしづかみにした「Z900RS」。今回は、一段とスポーティーなたたずまいを見せる、その“カフェレーサー仕様”に試乗した。

ライムグリーンってぇのはどうなのよ

誰も口には出さないが、「まぁ、いいから乗って書け」がこの項におけるwebCG編集部の意向、および車種選択の方針だ。それに不満はない。いずれにせよ自分がすべきは、「とにかく書く」以外にないからだ。けれど今回のカワサキZ900RSは、こちらから「書かせてくれ」というか「乗せてくれ」とリクエストした。

なぜそんな願いを出したかというと、カワサキのあざとさを糾弾したかったからだ。いや、人聞きの悪い言葉をわざわざ持ち出さなくてもいいとは思っている。それでも大声で言わねばならぬ時がある。カワサキのZ1を30年近く所有し続けた者として。

一方的な主張を展開する前に、まずは当該車種の客観的情報を。Z900RSが発売されたのは2017年12月。それ以前から「Z1っぽいのが出るぞ」というインフォメーションが出回ったことで注文殺到となり、聞くところによると発売から半年を経ても相当数のバックオーダーを抱えているらしい。

そんな大人気を受ける形で2018年3月にリリースされたのが、ビキニカウル等のカスタマイズパーツが追加された「Z900RSカフェ」。つまり例のごとく、「いいから乗って書け」とあてがわれた今回のモデルだ。ほかに相当シブい色彩のパールストームグレーと呼ばれるボディーカラーも用意されているが、もう1色が“ヴィンテージ”という前置詞が付きながらもライムグリーンってぇのはどうなのよと、いくらがまんしようと思ったところで心の中に浮かんだ言葉が外に漏れてしまう。...

提供元:webCG

あなたにおすすめの記事

オリコントピックス