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メルセデス・ベンツA200(FF/7AT)/A250エディション1(FF/7AT)【海外試乗記】


新機軸てんこ盛り

ブランドの“若返り”に大きく貢献したメルセデス・ベンツのCセグメントハッチバック「Aクラス」がフルモデルチェンジ。デザインも設計も一新され、装備やインターフェイスなど、あらゆるところに新機軸が採用された新型の実力を試す。

上質で大人になったAクラス

真っ青なアドリア海に面した、クロアチアにある港町トロギルで対面した新型Aクラスは、少し大きく、上質で大人っぽくなったように見えた。

2012年に登場した先代Aクラスは、チーフデザイナーのゴードン・ワグナー氏主導のもと顧客層の若返りを図った。日本でもテレビCMに『エヴァンゲリオン』を手がけた制作チームのアニメーションや、テクノポップユニットPerfumeなどを起用して話題になった。先代の登場で欧州のAクラスオーナーの平均年齢は10歳以上若返ったという。

およそ6年ぶりのフルモデルチェンジで登場した4代目は、「“Sensual Purity(官能的な純粋さ)”という哲学に基づき、できるだけ“線を省く”ことでより成長したAクラスのカタチを実現した」と、先のゴードン・ワグナー氏が話すとおり、シンプルで無駄なラインがない。ボンネットなどはその典型例だ。左右に2本プレスラインが走るのみだが、それがワイド&ローな雰囲気を醸し出す。

実際のボディーサイズは全長4419mm(先代比+120mm)、全幅1796mm(同+16mm)、全高1440mm(同+6mm)。ホイールベースを30mm延長し、フロントのトレッド幅も14mmひろげて、膝まわりをふくむ居住空間を拡大した。さらに荷室の奥行きを115mm延長し、荷室容量は29リッター大きい370リッターに、リアゲートの開口部もテールランプを分割デザインとすることで、使い勝手を大幅に向上させている。

新世代のボディー骨格は、先代の「MFA(メルセデス・フロントドライブ・アーキテクチャー)」に続く第2弾として「MFA2」と呼ばれるものだ。シャシー剛性などは先代比で約3割も高められているという。サスペンション形式はフロントはマクファーソンストラットを踏襲しながら、リアは新設計のトーションビームとマルチリンク形式をホイールサイズや駆動方式で使い分ける。トーションビームは将来的な電動化を見越してのものと思われるが、今回試乗したモデルはいずれもマルチリンクだった。...

提供元:webCG

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