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ルノー・カジャー インテンス(FF/7AT)【試乗記】


これもまた、正真正銘のルノー

限定モデルの先行販売を経て、いよいよ“正式に”日本に導入された「ルノー・カジャー」。あまたのモデルがしのぎを削るコンパクトSUV市場に投入されたフランス産のニューモデルは、ある意味、実にルノーらしい一台に仕上がっていた。

他のモデルは好調なのに……

今回が正式なカタログモデル発売となるカジャーだが、ご存じの向きも多いように、カジャーそのものは昨2017年8月末に「Bose」という100台の限定車で先行上陸している。

で、今回の“正式カジャー”の本体価格は347万円。先行限定車の3万円高。パワートレインやタイヤサイズ、安全装備などの基本ハードウエアに限定車とのちがいはないが、ボーズ音響システムとパノラマルーフが省略されたかわりに、今度はレザーシートが標準装備となった。ボーズとガラスルーフ、レザーシートなどの相場を考えると、今回の価格設定は限定車比で実質据え置き、もしくは値上げとしても誤差範囲……と理解すべきか。

先行限定車の発売当時は「年明け(=今年)の1月にもカタログモデル発売」とアナウンスされていたが、結果的には3カ月ほど遅れたことになる。その背景にはスペインのバレンシア工場における生産日程のズレなどもあろうが、「先行限定車が思ったほどの勢いで売れなかった……」という日本側の事情も無関係ではないかもしれない。

昨秋の先行限定発売も、SUV市場の昨今の急成長にあせった(?)ルノー・ジャポンが、昨年分のカジャー生産計画になかば強引に100台分をねじ込んで実現した。しかし、先行限定カジャーは少なくとも年明けまでインポーター在庫があったらしいから、実際の販売が期待したほどでなかったのは事実。

もっというと、その弟分である「キャプチャー」の販売も最近は芳しくない。日本におけるルノーの販売台数は2010年に前年比プラスに転じてから「カングー」に各種「ルノー・スポール」、「ルーテシア」「トゥインゴ」と、年ごとにヒット作を重ねることで、昨年まで8年連続で右肩上がりを記録してきた。しかし、そこに今ハヤリのSUVの貢献があまり見えないところが、良くも悪くも日本におけるルノーの特殊性を象徴している。...

提供元:webCG

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