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フェラーリ・ポルトフィーノ(FR/7AT)【海外試乗記】


至高のグランツーリスモ

フェラーリの新しいV8GT「ポルトフィーノ」に南イタリアで試乗した。この「カリフォルニアT」の後継モデルは、グランツーリスモとして一段と洗練されていただけでなく、跳ね馬の名に恥じない熱い走りを備えていた。

イタリアの高級リゾート地にちなむ

ジャパンプレミアの直後にイタリアで試すことができたのだが、つべこべ書く前に、さっさと結論を言ってしまおう。ポルトフィーノは、デイリーユースのGTとしてはもちろんのこと、FRのスポーツカーとしても、現時点で最も優れたモデルのひとつである、と。

「カリフォルニア」のデビューからちょうど10年。後継モデルとなったポルトフィーノは、カリフォルニアが10年かけて築き上げてきたクラス最高峰GTカーというステータス――それは跳ね馬にとってまったくの新ジャンルだった――を、いっそう引き上げることに成功したといえそうだ。

2017年秋。フェラーリの創立70周年を祝った一連の祝賀イベントの、ハイライトのひとつとして、ポルトフィーノはデビューした。この名前は、カリフォルニアと同様に、“海”の存在を感じさせる地名に由来する。

ジェノバの南、リグリア海沿いのコムーネ、ラパッロから海岸線を沿って走ると小さな入り江にたどり着く。港を見れば豪華なクルーザーが世界中から集まり、海に面してはカフェやレストラン、ショップが立ち並ぶ。そして、街には、世界中の有名ブランドが軒を連ねている。イタリアらしいセンスとファンタジーに溢(あふ)れた小さな港町、イタリア人なら誰もが憧れる場所、それがポルトフィーノだ。

デビューから、およそ半年。待望の国際試乗会はてっきりそのポルトフィーノで行われるものとばかり思っていたら、南イタリアはバーリへ来たれ、とのインビテーションが届いた。10年おいてフルモデルチェンジとなった“マラネッロ入門機”の仕上がり具合を確かめるべく、イタリア半島のかかとまで出掛けたのだった。...

提供元:webCG

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