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フォルクスワーゲンup! GTI(FF/6MT)【海外試乗記】


ホットハッチの正道を歩む

フォルクスワーゲンのエントリーモデル「up!」に、待望の高性能グレード「GTI」が登場。全長3.6mの新しいホットハッチは、どんなドライブフィールの持ち主なのか? その走りの陰に見た、スポーツモデル受難の時代の兆しとは?

手のひらサイズのGTI

先ごろ日本市場でもマイナーチェンジが加えられたup!が発売されたが、そのモデルライフ後半を支えるに心強いバリエーションが登場した。それは伝統のスポーツハッチである「GTI」の称号を携えている。

と、ここで多くのクルマ好きが思い浮かべるのは初代「ゴルフGTI」にも相通じるであろうドライバーとの距離感だ。ちなみに初代ゴルフGTIの三寸は全長×全幅×全高=3725×1610×1410mmでホイールベースは2400mmとなっている。対するup! GTIの三寸は3600×1645×1478mmでホイールベースは2410mm。著しく違うのは今日的アップライトパッケージからなる車高くらいだろうか。残念ながら車重は260kgも違うが、そこは約40年相当ぶんのクルマ作りのもろもろの変化と捉えるほかない。あるいは、その車重を含めて鑑みれば、同様な手応えのものとして思い浮かぶのは「ルポGTI」だ。

いずれにせよup! GTIは、それらと並ぶ歴代最小クラスのGTIであることが欧州市場でも重要なファクターとなっているようで、VWの側も初代GTIからのレジェンダリーとひも付けることに重きを置いている。300psオーバーがホットハッチのホットたるゆえんとされる中、手のひらサイズの懐かしさが財布のひもを緩めさせるのは、何も日本だけの話ではないのだろう。...

提供元:webCG

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