9月27日、帯広競馬場で行われた11R・銀河賞(BG2・4歳・ダ直200m)は、阿部優哉騎乗の1番人気、スターイチバン(牡4・ばんえい・坂本東一)が勝利した。2着に4番人気のホクセイテンリュウ(牡4・ばんえい・今井茂雅)、3着に3番人気のラポピージュニア(牡4・ばんえい・鈴木邦哉)が入った。勝ちタイムは1:50.1(馬場水分0.9%)。
2番人気で鈴木恵介騎乗のスーパーシン(牡4・ばんえい・長部幸光)は8着敗退。
各馬勢いよくスタートを切り、ホクセイテンリュウ、スターイチバンを先頭に第一障害を越えていく。道中は各馬が大きな差のない展開で、息を入れながら進行。中間点を過ぎたあたりからホクセイテンリュウが果敢に先行し、単独先頭で第二障害に到達。
第二障害では、じっくりと息を入れたホクセイテンリュウが、全頭が障害下に揃う前に登坂を開始。ホクセイテンリュウが天板に差し掛かるころ、カワノブレーザーら2番手以下も続々と仕掛ける。ホクセイテンリュウがすんなりと障害をクリアし、これを追う形でスターイチバンとラポピージュニアが並んで障害を下りていく。障害を下りたスターイチバンは鋭い末脚を見せ、一気にホクセイテンリュウとの差を詰めて先頭へと躍り出た。
先頭に立ったスターイチバンは、その後も力強い脚色で後続との差を大きく広げ、圧巻の勝利。6月の柏林賞に続く勝利で4歳三冠路線の二冠を達成し、重賞5勝目を飾った。2着にはホクセイテンリュウ、3着にはラポピージュニアが入った。スターイチバン号を管理する坂本東一調教師は、銀河賞をミソギホマレで制した2022年以来3度目の制覇。騎乗した阿部優哉騎手は銀河賞初制覇となった。
1着 スターイチバン
阿部優哉騎手
「二冠目も取れてホッとしています。プレッシャーはあまり感じず気楽にいこうと思っていました。前回、ばんえいグランプリで初めて790kgの重量を曳きましたが、今回はそれより40kg軽いので重量面に関しては特に問題はないと思っていました。馬場も乾いていて、息も入り、良かったです。一頭先行する馬がいて予定外でしたが、取り乱さず自分のレースをしました。第二障害はキャンター気味になりましたが、上手く上がってくれましたし、下りてからも最後まで止まることはないだろうと思っていました。ホクセイテンリュウを追い越したあたりから「勝ったかな」と思いました。重賞を取れたのは乗せてくださった馬主さんのお陰ですので、感謝しています。三冠目(来年1月3日の天馬賞[BG1])も取りたいと思います。皆さん応援よろしくお願いします」
坂東師「ばんえいのスターを夢見てる」
坂本東一調教師
「言葉に出来ないくらい嬉しいです。騎手がよく冷静に騎乗しました。新人に見合わない最高のパターンでの乗り方だったと思います。優勝できるようなトレーニングを騎手がずっとつけていました。夏場の暑さの影響も全くありませんでした。この馬は、パワーもあるし、前向きに行く所が凄いです。当然、三冠に向けて騎手も頑張って行くと思っています。ネクスト・メムロボブサップと言われていますが、私もそう思っており、ボブサップの若いときよりもパワーがあると思います。古馬の戦線で790kgでも戦っているので心配はしていません。将来、「ばんえい記念」に出るまでに健康状態を常に保とうと思っています。これからもスターイチバンが盛り上げていくと思います。ばんえいのスターになるのを私も夢見ていますので、応援よろしくお願いします」
スターイチバン 33戦16勝
(牡4・ばんえい・坂本東一)
父:インフィニティー
母:コトブキダイヤ
母父:ウンカイ
馬主:干場正吉
生産者:鈴木義尚
【全着順】
1着 スターイチバン
2着 ホクセイテンリュウ
3着 ラポピージュニア
4着 ココロノニダイメ
5着 ウンカイダイマオー
6着 キョウエイエース
7着 カワノブレーザー
8着 スーパーシン
9着 パワフルクィーン