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大富豪・ピトック邸で美しく輝くポートランド上流階級の暮らしを垣間見る!

ポートランドの北西・小高いウエストヒルに建つピトック邸は、20世紀初頭に建てられた地元大富豪の邸宅です。23部屋全ての部屋が美術品やアンティークなど当時の美しい調度品で飾られています。ポートランドの歴史を垣間見て、アメリカ西部開拓時代の上流階級について学ぶ事ができます。

美しい景観とポートランドの歴史を学ぶ

写真:ホップキンズ 江美

1914年ウエストヒルズにヘンリー&ジョージアナ・ピトック夫妻が邸を構えます。1850年代、独身時代の彼らは東海岸から別々に荷馬車でオレゴンにやってきました。1860年にヘンリーはザ・オレゴニアン紙となるポートランドの新聞社を引き継ぎます。その後、不動産業・銀行・鉄道・銀の鉱山・牧畜・パルプ製紙業など多様な事業展開で一大企業を築き上げます。

写真:ホップキンズ 江美

ピトック邸では、生活道具・家具・写真などからアメリカ西部開拓当時の生活について学ぶ事ができます。入居当時、ピトック邸には、ピトック夫妻と娘達の総勢8人の家族と使用人達が移り住みました。23部屋それぞれが美しい調度品で誂えられています。夫妻は仲が良く、家族の絆も強かったと伝えられています。

写真:ホップキンズ 江美

贅を尽くした美しい美術品は、ピトック夫妻がいかに成功者であったかを物語っています。

地域コミュニティ・サービスに貢献

写真:ホップキンズ 江美

音楽をこよなく愛した家族が、ここで音楽会を開いた部屋です。ハープとピアノが置かれ、午後のひととき、お茶を飲みながら音楽会を楽しんだ家族の様子が目に浮かびます。
妻のジョージアナは、文化的な活動にも力を注いでおり、特に女性の地位向上のための運動には力を入れました。チャリティ活動を行うなど地域のコミュニティ向上のために努力したジョージアナ。彼女のお気に入りのこの部屋は、彼女の人柄を表すような優しい温もりを感じる装いとなっています。

写真:ホップキンズ 江美

ダイニングルームでは、住み込みの一流調理人が腕を振るいました。暖炉の優しい炎とキャンドルでの食事。家族が揃い、楽しい会話の中、笑顔で食事する光景が見えてきます。

写真:ホップキンズ 江美

この部屋は二階に位置し、プライベートなゲストとお茶を飲んだり、娘達と寛いだと思われるジョージアナの部屋に近い窓辺の空間です。窓から見える外の景色は、丘の上の邸宅らしい素晴らしい景色です。

ピトック邸が市民の力で守られ憩いの場となる

写真:ホップキンズ 江美

1920年後半からの大恐慌や世界大戦などの煽りを受け、この大邸宅の手入れは行き届かなくなります。1958年、ピトック邸は売りに出されます。1962年のコロンバス・デー・ストームの嵐でダメージを受けた邸は18ヶ月もの間そのままの状態で放置されます。荒れ果てた邸に目をつけた開発業者は、このピトック邸を購入し取り崩す計画を立てます。その事実を知ったポートランド市民は、歴史ある邸を守るため立ち上がり、市民運動を起こします。
ポートランド市は、市民からの寄附で集められた67,500ドルを含む225,000ドルでこの邸を買い取ります。荒れ果てた邸を修復する工事に15ヶ月もの月日が掛かりましたが、1965年6月4日新ピトック邸として市民に公開・開放されます。今では46エーカーもの広い敷地に四季折々の花が植えられ、ハープの演奏会が開かれるなど市民が楽しめる憩いの場所となっています。

ダウンタウンが一望できる絶景ポイント

ピトック邸からは、ポートランドのダウンタウンが一望できます。
ピトック夫妻は物静かな性格で二人ともアウトドアが大好きでした。ヘンリーは、自転車が大好きで活動的。マウントフッドに4回登りました。妻のジョージアナはガーデニングが大好きでポートランドのローズフェスティバルの創設者となります。ポートランドが薔薇の町と言われる基礎を築いたのはジョージアの功績が大きいのです。
<基本情報>
住所:3229 NW Pittock Drive, Portland, OR 97210
電話番号:1-503-823-3623
アクセス:ダウンタウンより2マイル西
2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
ピトック邸
http://pittockmansion.org/
トラベル・ポートランド
https://www.travelportland.com/lang/japanese/

【トラベルjpナビゲーター】
ホップキンズ 江美

提供元:トラベルjp<たびねす>

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