売れるのには理由がある
日本でも好評を博す、テスラのSUVタイプの電気自動車「モデルY」。その6人乗り・ロングボディー仕様が「モデルY L」だ。実際に機能性や走りに触れてみると、決して「補助金頼み」とは言えない、同車の人気の理由が分かってきた。
ボディーも航続距離も延びました
テスラ・モデルYが、2026年5月度の国内外国車ブランド車種別新車販売台数で、No.1になったという。日本自動車輸入組合(JAIA)のデータによると、同月のテスラの販売台数は前年同月比181.7%増の2000台で、1〜5月の累計登録台数は8194台と、輸入車ブランドとしてはアウディを上回る4位に浮上した。
そのモデルYに新たに追加されたのが、3列シート、6人乗り仕様のモデルY L。車名のLはロングの意味だ。モデルY比で全長を190mm、ホイールベースを150mm延伸している。3040mmというホイールベースは「モデルX」を上回るもの。全高は45mmアップしているが、ルーフラインを再設計することでCd値(空気抵抗係数)は0.216と、モデルYの0.22より低く抑えている。また新設計のリアスポイラーによってダウンフォースを発生させ高速安定性を向上。駆動用バッテリー容量を拡大しており、一充電走行距離(WLTCモード)は、788kmとなっている。
インテリアデザインは基本的にモデルYと同一のもので、中央に15.4インチタッチスクリーンを配置。ドライバーの目の前にあるのは左右に1つずつ、計2つのダイヤルが備わるシンプルなデザインのステアリングホイールと、ウインカーレバー1本のみ。エアコンの吹き出し口やスピーカーのたぐいもすべて見えないようにデザインされている。ちなみにスピーカーは見えないだけで、その数はモデルYの15から18へと増えているし、自社開発の音響システムによって没入型のオーディオ空間を実現している。...