SUVらしくない!?
アルファ・ロメオの新たなエントリーモデルとして登場したコンパクトSUV「ジュニア」。ステランティスの「eCMP」プラットフォームを用いた新種に、ファンが期待するアルファの味わいはあるのか。マイルドハイブリッド車のステアリングを握った。
待望のエントリーモデルが日本上陸
コンパクトなハッチバック「ジュリエッタ」が生産を終えて、エントリーモデルの不在が続いていたアルファ・ロメオが、満を持して投入したニューモデルがジュニアである。かつて、このクラスといえばハッチバックが主流だったが、SUV全盛のいま、ジュニアがコンパクトSUVとして登場してきたことに異議をとなえる人はいないだろう。
2024年4月のワールドプレミアの直後に、名前が「ミラノ」からジュニアに変更されたのは記憶に新しいが、1960年代の「GT1300ジュニア」を起源とする伝統ある車名は、新しい時代のエントリーモデルという意味ではミラノよりもむしろぴったりといえるのではないだろうか。そんな注目度の高いアルファ・ロメオのニューモデルが、ついに日本に上陸し、さっそく試乗できることになった。
ジュニアは、ステランティスのコンパクトカーで用いられる「eCMP」プラットフォームの上に成り立つモデルで、「プジョー208」や「フィアット600ハイブリッド」などと共通のベースを持っている。
4195mmの全長は「ミト」とジュリエッタのちょうど中間くらいで、日本車なら「トヨタ・ヤリス クロス」、輸入車なら「フォルクスワーゲンTクロス」あたりとほぼ同じ大きさであり、日本でも扱いやすいサイズが強みになるはずだ。...