週末ジョガーにはちょっとキツイ
新型「BMW 1シリーズ」のトップパフォーマンスモデル「M135 xDrive」に試乗。さすがBMWのホットハッチだけあってその乗り味は若々しく、ひたすらにスポーティー。「乗りこなせますか?」というバイエルンからの挑戦状を受け取るかどうかはあなた次第である。
FWDになって2代目
コンパクトクラスで唯一の後輪駆動だったBMW 1シリーズが3世代目で前輪駆動に転換してから5年、あのときは「駆けぬける歓(よろこ)び」を掲げるBMWとして認められるのか否か、なんて議論が沸いたように記憶しているが(もちろんクルマ好きだけの間で)、今回はもうそんな話は聞こえてこない。コンパクトハッチではFWDが当たり前ということですね。
新型1シリーズは従来の「F40」型から新たな開発コード「F70」に変わったものの、新型「MINIクーパー」(エンジン仕様)のプラットフォームが改良型であることから、1シリーズも同様だと推察できる。その証拠に2670mmのホイールベースは従来型と同一である。1800mmの全幅も変更なしだが、シュッととがったノーズのせいか全長および全高はわずかながら拡大している。
本国ではガソリン4種類、ディーゼル2種類のパワートレインが用意されているようだが、今のところ日本向けは1.5リッター3気筒ターボ+48Vマイルドハイブリッドの「120」「120 Mスポーツ」と2リッター4気筒ターボのM135 xDrive(4WD)のガソリンエンジン2種に限られる。今回の試乗車はシリーズ最強の後者である。そういえばこの新型からもともと“インジェクション”を表していた「i」の文字は省略されている。...