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BMW CE 02(RWD)【レビュー】


明日の都市型モビリティー

四輪と比べて“電動化”が遅れ気味なバイクのかいわいだが、そんななかでEVに注力しているのがBMWだ。彼らの電動ラインナップから、都市部での新たなモビリティーのかたちを提案する最新モデル「CE 02」を都内でインプレッションしてみることにした。

電動だからこその喜びがある

しょっぱなから個人的な話で恐縮だが、テスターの後藤、電動バイクには興味津々である。それは20年前の体験が関係している。

ヤマハから電動スクーター「EC-02」が登場したとき、トカラ列島(日本最後の秘境といわれているところ)を旅したことがあった。最初は「新しい乗り物だから話題性がありそう」くらいにしか思っていなかったのだが、フェリーから降りて島を走りだした瞬間、島の景色や空気に体を包みこまれ、壮大な冒険のなかに飛び込んでいくような感覚に襲われた。

電動は完全に無音の状態から突然力強く加速する。このときは原付きだったからそれほどの加速ではなかったのだけれど、油断しているような状態からフル加速したものだから神経が一気に張り積めたような状態になった。その結果、周囲の空気感が大量に飛び込んでくることになったのだろう。遊園地のアトラクションが動きだしたときの何倍も大きなワクワク感に体が包まれたような状態になったのである。それはエンジン車では得られない感動だった。いろいろな条件が重なったことは間違いないが、電動の可能性を強く感じたのである。

離島にはガソリンスタンドもない。ドラム缶でガソリンを買っていた島の人たちからは、コンセントから充電できるバイクということで大変な注目を浴びて、どこへ行っても大人気。上り坂でモーターが加熱して動けなくなったり、電欠になって軽トラで引き上げに来てもらったりというようなトラブルもあったのだが、それでも電動スクーターと一緒に滞在した離島の旅は充実していた。ある意味、最高の電動バイク初体験となったのである。

それ以来、電池やモーターの性能が進化して自分のライフスタイルにマッチしたバイクが登場したら、1台買ってもいいかなと思っている。だから地道に電動モデルをつくり続けているBMWには注目していた。メッチャ導入が長くなってしまったが、つまり今回のCE 02の試乗も、とても楽しみだったということである。...

提供元:webCG

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