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ジープ・グランドチェロキー サミットリザーブ4xe(4WD/8AT)【試乗記】


文句なしの実力派

5代目となる「ジープ・グランドチェロキー」に、プラグインハイブリッド車の「4xe」が登場。電動パワートレインを得たジープの上級SUVは、走りの質やパワートレインの先進性はもちろん、装備やインテリアの質感でもライバルに比肩する、高い実力の持ち主だった。

これからの時代へ向けた回答

これまでエンジン車廃止を強硬に主張していた欧州連合が、エンジン搭載車を条件つきで容認することになっても、電動化の波が目に見えてスピードダウンする可能性は低い。エンジンが生き残るにしても、それは少なくともPHEVというカタチになる可能性が高い。

2022年10月に国内導入が発表されていたジープ・グランドチェロキー(以下グラチェロ)のPHEV=「4xe」は、“マッチョSUVの電動化”という命題に対するジープの正式回答と見ていい。続く2022年12月に受注開始された「ラングラー」の4xe(参照)にも、これと基本的に同じパワーユニットが搭載されているからだ。

グラチェロ(とラングラー)のプラグインパワートレインの核となるのは、おなじみの2リッター4気筒ターボだ。最高出力272PS、最大トルク400N・mというスペックも、既存の純エンジン仕様と基本的に変わりない。

4xeではそのエンジンに2基のモーターを組み合わせる。ジープが「P1」と呼ぶ1つ目のモーターはいわゆるスタータージェネレーター(スターター兼発電機)で、一般的には“BSG”とか“ISG”と呼ばれるものだ。グラチェロやラングラーではクランクシャフトプーリーからベルトを介して駆動するのでBSGと呼ぶのが正確だろう。P1の最高出力と最大トルクは63PSと54N・mで、このクルマではエンジン始動と発電をおこなう。

2基目の「P2」はご想像のとおり、電動(EV)走行や駆動アシスト、そして回生などを担当する高出力なモーター。最高出力145PS、最大トルク255N・mという数値は、それ単独で自然吸気2リッターエンジン+αに相当する。エンジンと変速機にサンドイッチされている。

PHEVのひとつの核ともいえる電池は、14.87kWhという総電力量をもつリチウムイオン式で、満充電状態なら最大53kmのEV走行が可能(WLTCモード)とされている。...

提供元:webCG

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