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トヨタ・プリウスZ(4WD/CVT)【試乗記】


まるでスポーツカーのように

誕生以来、エコカーを代表する存在であった「トヨタ・プリウス」が、スポーツカーもかくやというフォルムにガラリと変身。先代よりもパワフルなリアモーターが採用された4WD車に試乗し、FF車との実燃費や走行フィールの違いを報告する。

細かい工夫で変化を強調

新型プリウスは伝統の(初代プリウスの発売からもうすぐ25年!)シリーズパラレル式ハイブリッドを搭載したDセグメントサイズの5ドアハッチバック……という基本構成は変わりないものの、とにかくインパクト大の前衛的なエクステリアデザインが特徴だ。国民車と呼びたくなるほど大量に売れた先々代(3代目)と比較すると、先代にあたる4代目の販売が芳しくなかったことも、この大胆なデザインの理由のひとつと思われる。

そんな新型プリウスのスタイリングは多くの人が指摘するように、某スーパーカーを思わせる。その最大のポイントはもちろん猛烈に傾斜したフロントウィンドウだが、実際の寸法もより長く、幅広く、そして低い。

とくに全高はもともと低かった先代より40mmも低くなっているし、全長は25mm、全幅も20mm大きくなり、いっぽうでサイドガラスは左右方向にも絞り込まれている。ホイールベースも50mm伸びて、今回の2リッター車では19インチという大径ホイールが標準装備。こうしたもろもろが絡みあって、遠目ではべったりと地をはうようなスタンスとなっており、全高の低さがさらに強調されている。

全長の伸長幅に対してホイールベースのそれが25mm大きいことからも分かるように、新型プリウスではオーバーハングそのものは短縮している。ただ、細かく観察すると、フロントのそれは先代より逆に25mm伸びており、かわりにリアが50mm短縮されている。先代は前後オーバーハングに大きな差がないサルーン的なバランスだったのに、新型は一転して伸びやかなフロントに対してリアをスパッと切り落としたスポーツカールックになっているわけだ。こういう細かい工夫も、新型プリウスの変わった感を強めている。...

提供元:webCG

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