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ベントレー・コンチネンタルGT V8コンバーチブル(4WD/8AT)【試乗記】


至上の伝統的オープンカー

最高出力550PSの4リッターV8直噴ツインターボを搭載する「ベントレー・コンチネンタルGT V8コンバーチブル」に試乗。100年以上の歴史を誇る英国のラグジュアリーカーブランドが綿々と守り続けてきた、独自の世界観を味わった。

今や主力は4リッターV8に移行

ベントレーがフォルクスワーゲン グループ傘下となったのは1998年、その新体制下で新開発された「コンチネンタルGT」が登場したのが2003年のことだ。コンチネンタルGTは、同グループの技術の粋を集めた6リッターW12ツインターボエンジンや4WDシステムを大きな特徴とした。以降、W12エンジンは新世代ベントレーの代名詞的な存在となった。

そんなベントレーも、最近はパワーユニットの置き換わりが急速に進んでいる。「ベンテイガ」は2018年から、コンチネンタルGTは2019年から、「フライングスパー」は2020年から、それぞれ4リッターV8直噴ツインターボを積むようになった。日本では今もラインナップされるW12だが、環境規制が厳しい欧州ではすでに姿を消しつつある。

今回はそんなV8を搭載したコンチネンタルGTコンバーチブルの試乗とあいなったが、その試乗車の目にも鮮やかな“紅白”という内外装の仕立てには驚いた。外板色の「アークティカ」は社内コーチビルダー「マリナー」が手がける特別なソリッドホワイトで、ベントレーでも一番人気だそうだ。そこに組み合わせられるソフトトップはボルドー産赤ワインを指す「クラレット」を名乗る。

内装色はホワイトが「リネン」、レッドが「ホットスパー」。職人技全開の美しいステッチも、リネン部に赤糸、ホットスパー部には白糸というコントラストカラーが基本だが、同色レザーをつなぎ合わせる部分にはレザーと同系色の糸を使うなどの“作法”はきちんと守られる。

ちなみに、紅白という色の組み合わせを縁起がいいとするのは日本だけらしい。いずれにしても、こういうカラー選びで「無難なほうがリセールはいい」とか「汚れが目立たないように」といった言い訳をつけるのは、筆者を含めた庶民の思考である。ベントレーはそんなセコい考えなど脳裏をよぎりもせず(?)、3000万〜4000万円をポンと出せる富裕層のためのクルマである。...

提供元:webCG

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