魅惑のニューフェイス
ランドローバーの本格クロスカントリーモデル「ディフェンダー」に、魅力的な2つの仕様が追加された。3ドア・ショートボディーの「90」と、最大トルク650N・mを誇る3リッター直6ディーゼル。日本に導入されたばかりの、両モデルの走りをリポートする。
四角くて泥臭いのがカッコいい
日本市場に新しいディフェンダーが投入されたのは昨年(2020年)のこと。注文が殺到し、現在もバックオーダーが積み重なっている状態で、インポーター側は納車までの間、別のランドローバー銘柄を乗りながら待ってもらうお得なローンプランをつくったりして対処している。
実際、僕のまわりでもディフェンダーを検討中の人が何人かいて、モノのあんばいやらオプションの選択やらで相談を受けたりもした。聞けば「メルセデス・ベンツGクラス」を検討していたものの、そっちも納期がかなりかかると言われてどうしたものかと悩んでいたところに、新型ディフェンダーが現れ、興味を持ったという。
この2モデルに加え、「ジープ・ラングラー」や「メルセデス・ベンツGLB」「トヨタRAV4」「スズキ・ジムニー」あたりの評判を見るに、こと日本においては、どうやら世のSUV的なクルマに対する嗜好(しこう)は、滑らかで都会的な感じのものから四角くて泥臭い感じのものへ、揺り戻しがきているのではないだろうか。「トヨタ・ランドクルーザー300」の発表にまつわるネットの反応を見ていても、なにか今までとは違う熱が感じられる。...