満ちてなければ満たされない
スタイリッシュなプジョーのフラッグシップワゴン「508SW」にプラグインハイブリッドモデルが登場。興味津々でステアリングを握った清水草一が、既存モデルとの走りの違いや留意すべきポイントを報告する。
“イケメン”の新たな選択肢
私事ではありますが、私はエコにうるさい。というより燃費フェチだ。お金を節約したい気持ちもあるが、それよりも低燃費で走ることに快感を覚える。燃費がいいと、テストでいい点を取るような、あるいは「ファミコン」(古い)でゲームをクリアしたような達成感がある。
そんな私は、現在ロングドライブの足として、「BMW 320d」(先代)に乗っているが、カーマニアなので、常に後継モデルを脳内で物色している。その候補のひとつが、「プジョー508」だ。
508は実にカッコよく、非常に古典的なイケメンだ。セダン(正確にはハッチバック)もSWも、どっちも男前である。例えればアラン・ドロンだろうか。ダーバンのCM(すごく古い)で、ドロンと共演しても似合いそうだ。「ダーバン セ レレガンス デロンム モディアンヌ」。ダーバン、それは現代の男のエレガンス。CMでのドロンのセリフは今でも丸暗記している。
ドロンにあこがれた中高年カーマニアとして、508はごく普通にターゲット。問題はガソリンかディーゼルかだが、乗り味は断然ガソリン、でも燃費なら断然ディーゼルという、悩ましい二者択一だった。
そこに第3の選択肢が現れた。プラグインハイブリッドだ。
自宅屋根にソーラー発電パネルを載っけてる節約好きの人間として、プラグインハイブリッドは「いつかたどり着くべき道」だと思っている。それがカッコイイ508なら大歓迎だ。実際乗ってみてどうだろう。...