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プジョー3008 GTハイブリッド4(4WD/8AT)【試乗記】


獅子奮迅

プジョーの人気SUV「3008」にプラグインハイブリッドモデルの「GTハイブリッド4」が登場。プジョー史上最強をうたう最高出力300PS、最大トルク520N・mの電動4WDパワートレインの仕上がりを試してみた。

知られざるプジョーPHEVの歴史

この2021年1月に国内導入された3008のマイナーチェンジ版だが、そのキモはエクステリアの大幅な手直しと、インテリア装備や先進安全運転支援システムのアップデートに加えて、日本仕様のプジョーとしては初のハイブリッド、初のPHEVとなるGTハイブリッド4が新登場したことだ。というわけで、本稿の主役は、そのハイブリッド4である。

さて、日本初上陸となるプジョーのハイブリッドパワートレインは、フロントにおなじみの1.6リッターガソリンターボと8段ATを搭載しつつ、その間に110PS/320N・mの電動モーターをサンドイッチして、変速機の継ぎ手部分はトルクコンバーターから湿式の油圧多板クラッチに換装している。車名末尾の数字から想像されるとおりの四輪駆動で、リアにも112PS/166N・mの電動モーターを備える。

さらに、このハイブリッドシステムには容量13.2kWhのリチウムイオン電池が組み合わせられており、外部充電(日本では普通充電のみ)も可能である。電池残量が十分にあるときには最高速135km/h、満充電からなら最大64km(WLTCモード)のEV走行が可能という。

ところで、3008のハイブリッドそのものは、日本では初見でも、歴史は意外に長い。現行ハイブリッド4も本国にはマイチェン前から用意されていたし、プジョーに詳しい向きなら、さらにさかのぼった先代3008にも同名モデルが存在したことをご記憶かもしれない。

ただ、2011年に登場した先代ハイブリッド4はずっとシンプルで、構造としてはフロントの2リッターディーゼルエンジンはほぼそのままに、リアにモーターを追加した“電気4WD”そのものだった。その走行はあくまでエンジンが主で、モーターは加速時にアシストしたり、低負荷時のみエンジンを停止してEV走行したりした。当時のニッケル水素電池に外部充電機能はなく、一般的なEVモードにあたる“ZEVモード”も用意されたが、連続EV走行距離は最長でも4kmにすぎなかった。...

提供元:webCG

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