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「フォルクスワーゲン・パサート」のマイナーチェンジモデルが上陸。セダンの最上級グレード「TDIエレガンス アドバンス」に試乗し、アップデートされたパワートレインや新世代インフォテインメントシステム、さらに進化した運転支援システムの仕上がりを確かめた。
7年目のマイナーチェンジ
当時の「アウディ80」とランニングコンポーネンツを共有し、エンジンとトランスミッションが縦置きレイアウトのFWDモデルとして1973年に誕生したのが初代パサート。そのデザインは、ジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザイン・ジウジアーロが手がけていた。
そこから数えて8代目となるのが、フォルクスワーゲンの横置きパワーユニット用として最新のモジュラー骨格「MQB」を採用、2014年に発表されたB8型と呼ばれる現行モデルだ。今回ステアリングを握ったのは、この4月6日に日本で発売されたばかりの、マイナーチェンジが施された最新バージョンである。
単にパサートと紹介される「セダン」に加えて、フォルクスワーゲンの流儀で「ヴァリアント」を名乗るステーションワゴン、さらにそれをベースとしながら専用デザインのバンパーやフェンダーエクステンションなどで軽くSUV仕立ての装飾を施し、シリーズ中で唯一となる4WDシャシーが与えられた「オールトラック」という3タイプで構成されるのは、マイナーチェンジ以前と同様だ。
日本仕様では、セダンとヴァリアントにはターボ付きの4気筒直噴のガソリンとディーゼルエンジンが設定され、オールトラックはディーゼルのみという設定も従来通りだが、今回のマイナーチェンジで目玉となるニュースのひとつは、ガソリンユニットの排気量がこれまでの1389ccから1497ccへとライトサイジング化されたこと。さらに、ディーゼルエンジンと組み合わされる「DSG」、すなわちデュアルクラッチトランスミッション(DCT)が、これまでの6段から新たに7段へと変更されたこともトピックのひとつである。...