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世界最後の秘境!オーストラリア「パヌルル国立公園」へ

オーストラリア北西部に広がる未開の地キンバリー地方に「バングル・バングル(Bungle Bungle)」と呼ばれる奇岩群があります。世界最後の秘境とも言われるバングル・バングル山塊の存在が一般に知られるようになったのは、わずか35年ほど前のこと。現在では、周辺一帯が「パヌルル国立公園(Purnululu National Park)」という国立公園となっており、世界遺産にも登録されています。

撮影クルーが空から見つけた「バングル・バングル」

写真:Tourism Western Australia

オーストラリア北西部キンバリー地方にあるバングル・バングル山塊の存在は、長い間、このエリアに住むアボリジニの人たちや牧畜業を営む一握りの人たち以外には知られていませんでした。そんな、バングル・バングル山塊の存在が、一般の人たちにも知られるようになったのは、1983年のこと。テレビ局の撮影クルーが上空からこの奇岩群を見つけ、ウェスタンオーストラリア州を紹介するドキュメンタリー番組で紹介したのです。
その後、バングル・バングル山塊の周辺一帯は、「パヌルル国立公園(Purnululu National Park)」として、国立公園に指定され、2003年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。

ドーム型の奇岩群と神秘的なカテドラル・ゴージ

写真:高田 真美

広さ約24万ヘクタール(神奈川県ほどの大きさ)におよぶ広大なパヌルル国立公園の中で、最もバングル・バングルらしい景色を見ることができるのが、公園南部にあるピカニニー・クリーク(Piccaninny Creek)周辺のエリアです。

写真:高田 真美

この辺りには、ビーハイブ(Beehive=蜂の巣)と呼ばれるドーム型の奇岩がたくさん密集しています。これらの奇岩は、約3億6千年前に堆積した砂岩が、2千万年の月日をかけて浸食されたことによって出来上がったもの。このオレンジ色とグレーの地層が縞模様になった奇岩群は、バングル・バングル一番の見どころです。

写真:Tourism Western Australia

また、ピカニニー・クリークから少し歩いたところにあるカテドラル・ゴージ(Cathedral Gorge)という渓谷も見逃せません。渓谷の最奥まで歩くと、高い崖で囲まれた円形劇場のような空間が現れます。雨季に流れ込んだ水が湖のように溜まり、なんとも神秘的な雰囲気を醸し出しています。

探検家になった気分で岩の割れ目へ!「エキドナ・キャズム」

写真:高田 真美

一方、パヌルル国立公園北部には、ビーハイブと呼ばれるドーム型の奇岩群は見られず、その代わりにオレンジ色の切り立った崖が続く壮大な景色が広がっています。

写真:高田 真美

公園北部までやってきたら、エキドナ・キャズム(Echidna Chasm)と呼ばれるウォーキングトラックを歩いてみましょう。キャズム(Chasm)というのは、英語で、「深い裂け目」という意味。その名の通り、まるで崖が裂けて出来上がったような、狭い渓谷の中を、奥へ奥へと向かって歩いて行きます。

写真:高田 真美

両側から迫りくる崖のわずかな合間をすり抜けたり、巨大な瓦礫をよじ登ったり、岩の割れ目のような中を下って行ったりと、まるで探検家になったような気分が味わえるスリリングなハイキングコースです。
パヌルル国立公園北部には、この他にも、ヤシの木が茂る渓谷の中へ入っていくウォーキングトラックや、展望スポットなどもあり、公園南部とは、まったく違った景観を楽しむことができます。

バングル・バングルでグランピング!

写真:高田 真美

パヌルル国立公園へは、セスナやヘリコプターを使って日帰りで訪れることもできますが、できれば国立公園内で宿泊して、大自然をじっくりと楽しみたいものです。国立公園内にはキャンプ場や宿泊施設がいくつかありますが、その中でも特におすすめしたいのが、「バングル・バングル・ウィルダネス・ロッジ(Bungle Bungle Wilderness Lodge)」です。こちらの宿泊施設では、大秘境の中での「グランピング」を楽しむことができるんです。

写真:高田 真美

グランピングというのは、グラマラスなキャンプという意味。広い敷地内に点在するテントには、寝心地の良いベッドや、水洗トイレ・シャワーが完備していますので、キャンプをしたことがない人でも、心配なし!快適にステイすることができますよ。

パヌルル国立公園の行き方とベストシーズン

写真:高田 真美

パヌルル国立公園へは、キンバリー地方のカナナラという町からツアーを利用して訪れるのがおすすめです。カナナラからは、セスナやヘリコプターでバングル・バングルを上空から観る日帰りツアーや、国立公園内に数泊する4WDツアーなど、様々なツアーが出ていますので、予算や日数に合わせて利用するとよいでしょう。宿泊を伴うツアーは、かなり前もって予約を入れておく必要があります。
ツアーに参加せずに個人でドライブして訪れることも不可能ではありませんが、パヌルル国立公園にアクセスするには、車高が高い四輪駆動車が必須です。道がかなり悪い場所もあり、水没している場所を車で渡らなくてはならない場合もありますので、オフロード走行の経験がない方は、無理をせずにツアーを利用するようにしましょう。

写真:高田 真美

パヌルル国立公園があるキンバリー地方は、1年の半分(11月〜4月)は雨季なので、その時期は、パヌルル国立公園にアクセスすることはできません。ベストシーズンは、オーストラリアの冬にあたる6月〜8月。この時期は、1年で最も気温が低い時期ですが、それでも、日中の最高気温は30℃ぐらいまで上がります。ただし夜や早朝はかなり冷え込みますので、防寒具も忘れずに持参しましょう。

パヌルル国立公園の基本情報

住所:Purnululu National Park, Western Australia 6770
電話番号:+61-8-9168-7300
アクセス:西オーストラリア州カナナラから車で約5時間
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
パヌルル国立公園(外部リンク)
https://parks.dpaw.wa.gov.au/park/purnululu
西オーストラリア州観光局(外部リンク)
https://www.australiasnorthwest.com/explore/kimberley
LINEトラベルjp記事「西オーストラリア州カナナラに滞在して秘境キンバリー地方を手軽に楽しもう!」
https://www.travel.co.jp/guide/article/20958/
LINEトラベルjp記事「秘境キンバリー地方を遊び尽くす!カナナラ発日帰りアクティビティ5選
https://www.travel.co.jp/guide/article/21176/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
高田 真美

提供元:LINEトラベルjp 旅行ガイド

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