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ボルボXC90 D5 AWD R-DESIGN(4WD/8AT)【試乗記】


のんびりやりましょう

2019年に全ラインナップを新世代に移行させたボルボだが、攻勢の手を緩めるつもりはないようだ。プレミアムブランドとしてのボルボの“元祖”である「XC90」が初のビッグマイナーチェンジを受けた。箱根の山中でその進化の度合いを探った。

レクサスに迫る販売台数

2010年に吉利(ジーリー)が筆頭株主となってから4年後の2014年、2代目となるXC90のワールドプレミアを境に、ボルボが新しい歴史を歩み始めたことは皆さんも承知されていることだろう。

吉利のポートフォリオも巻き込んで企画された新たな2つのアーキテクチャーを基に、最小の手駒で最大の効果を得る。たとえば、内燃機は4気筒のみの設定とするなど、その取捨選択の大胆さに当初は誰もが驚かされた。が、結局はその決断に時代がついてきた形になっているのは見事としか言いようがない。しかもその引き算はブランド価値を毀損(きそん)するどころか、単なる拡張という言葉では片付けられないほどの成果をもたらしたわけだ。

ちなみにボルボの2014年の総販売台数は約47万台。それに対して2019年は70万台を超えるほどに成長している。伸び率的に言えば、ドラスティックなブランディングが奏功した2000年代前半のアウディにも匹敵する勢い、そして現状の台数規模はレクサスに近づくほどだ。そしてこの成功の契機となったのが、新しい意匠を軸とするイメージチェンジであることに疑いはない。...

提供元:webCG

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