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トヨタ・ヤリス ハイブリッドG(FF/CVT)【試乗記】


人が変わったように体育会系

トヨタのコンパクトカー「ヴィッツ」がフルモデルチェンジ。プラットフォームやパワートレイン、内外装デザインなどすべてが刷新され、車名まで従来のグローバル名たる「ヤリス」に改められて登場した。まずは最量販モデルと位置付けられる「ハイブリッドG」の出来栄えを確かめる。

名前も含めすべてが新しい

20年3代続いた車名を変えるなんて、たぶん前例のないことである。しかし4代目ヴィッツは、今回のモデルチェンジで欧州名と同じヤリスになった。

トヨタが2017年にWRC(世界ラリー選手権)に復帰して以来、ヤリスは早くもトップコンテンダーである。今年は10年ぶりに日本開催が実現し、シリーズ最終戦で愛知/岐阜県内をヤリスWRCが走る。そこで「日本名ヴィッツ」というただし書きは使いたくなかったというのも改名の理由のひとつだったようだ。

なによりも新型ヤリスはプラットフォーム(車台)からパワートレインや足まわりまでオールニューである。名前も含めて、どれだけ新しくなったのか。期待して試乗に臨んだのは、ハイブリッドの上級モデル、G(価格は213万円)である。

内装は黒とこげ茶のツートーン。色のせいもあって、けっこうプレミアム感がある。だが、キャビンはタイトだ。ボディー外寸は旧ヴィッツと変わらないが、中は狭くなった。強く寝たフロントピラーが迫る前席空間はクーペ的だ。前席ドア内側のたっぷり大きいドアグリップなどを見ても、いの一番に広さを狙ったコンパクトカーではないことがわかる。

しかし走りだすと、オオッ! と思った。サプライズだ。たしかにこれはヤリスである。こんなヴィッツはいままでなかったぞ。“オオッ!”を味わいながら約30km、高速道路には乗らずに帰った。ヤリス ハイブリッドは、下(一般道)を走りたくなるクルマである。...

提供元:webCG

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