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「男性だけどかわいいものが好き…これってヘンなの?」“男の娘”描く作者の思い

 ロングヘアのウィッグをかぶり、女子生徒用のセーラー服を着て学校生活を送る男子高校生・まこと。そして、まことを女子だと思い込み、「好きです!付き合ってください」と告白をする後輩女子・蒼井。そんなふたりの青春物語を描いた漫画『先輩はおとこのこ』が話題を集めている。まことが女装男子だとわかった後も、諦めない後輩女子の姿に、「男でも女でもいいですね」「男の娘の何がいけないのか俺にはわからない」などと、多くの反響が寄せられている。この漫画を描こうと思ったきっかけや、セクシュアリティに関する考えなど、作者のぽむ先生に話を聞いた。

「普通の男の子・女の子はこう」という考えはどうしてもある 作者の葛藤

――『先輩はおとこのこ』のストーリー着想のきっかけについてお聞かせください。
【ぽむさん】今まで女の子しか描いていなかったので、なるべく男性キャラを描かなくていい、女の子同士のお話にしようと最初は考えていました。でも、プロットを考えているときに、社内の方に「女装男子にしちゃえば?」と言われて、見た目が女の子っぽい男の子なら描けそうだと思い、男の娘を描くことにしました。

――ウィッグをかぶり、女子用のセーラー服を着て過ごす男子高校生が主人公の漫画ですが、このような設定にした理由は?
【ぽむさん】「1話目の最後に女装だということをバラす!」ということだけ決めて描き始めたので、まずそのコマをどんな絵にするべきかを考えました。女の子らしいロングヘアが偽物で、その下が男の子っぽい髪形なら、1コマで実は男性だということが伝わると思いました。制服をブレザーにすることも考えたのですが、それだと男女で差が少ないので、より男女で制服の形に差があるセーラー服・学ランを選びました。

――「男の子だけどかわいいものが好き」な人は10代20代には浸透しつつも、作中では主人公の母が反対しています。「男の子だけど」といった見方について、先生はどのように感じていますか?
【ぽむさん】私自身、「普通の男の子・女の子はこう」みたいな考えはどうしてもあるのですが、そういう偏見なしに物事を見られたらいいなと思っています。主人公にここまでさせちゃうと読者に受け入れられないかな…?でもかわいいかな…?みたいなラインを考えながら描いていますね。

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