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人間とドラゴンの異色コンビ? 作者語る“理想のバディ”とは「相手を否定しないことが一番」

 正反対なキャラの人間とドラゴンが相棒となり次々と事件を解決していく警察官物語を描いた漫画『ドラゴンのおまわりさん』が話題だ。「こういう正反対な2人っていいですね」「人間がクズすぎて好き、ドラゴンさんは可愛い」などと、ふまじめな人間とまじめなドラゴンの異色バディに反響が寄せられている。この一見不思議な組み合わせが生まれた経緯や理想のバディについて、作者の澄谷ゼニコ先生に話を聞いた。

「もともと人外と人間のコンビが好き」 ドラゴンは見るからに「堅そうな感じ」に

 本作はドラゴンと人間、見た目も性格も正反対の2人のおまわりさんの話。まじめで親切だが、いかつい体つきから怖がれてしまうドラゴンのヒナギクと、人からお金を借りてばかりで巡回中にパチンコに行く、ふまじめ人間のハギがバディを組んで市民を守る話。SNSでは「絵も台詞回しもストーリーも大好き」「ドラゴンの擬人化上手い!」と評判だ。

――『ドラゴンのおまわりさん』を書き始めたきっかけについてお聞かせください。
澄谷ゼニコさん担当さんに連載のお声がけを頂いたことがきっかけです。連載前にいくつか作品の案を出して、一番面白そうな話が『ドラゴンのおまわりさん』だったため、執筆に至りました。

――澄谷先生にとって、「おまわりさん」のイメージとは?
澄谷ゼニコさん以前、街中で見かけたおまわりさんが、自転車で爆走していたので、自転車に乗っているイメージが強いです。

――ドラゴンと人間をバディにしたのには、何か理由があるのですか?
澄谷ゼニコさんもともと人外と人間のコンビが好きなのですが、ドラゴンは描いたことがなかったので挑戦してみようと思ったのが理由です。

――「デコボココンビ」といった表現がありますが、バディを組む上でキャラの違いはどのように考えたのですか?
澄谷ゼニコさん性格から考え方など、ほとんどが正反対になるように考えました。また、ビジュアルもわかりやすいように、ヒナギクは強面で堅そうな顔に、ハギはヘラヘラ笑いにしました。

――バディものはドラマでも人気ですよね。先生が好きな「バディもの」作品はありますか?
澄谷ゼニコさん映画『ヴェノム』です!地球外生命体・ヴェノムと、それに寄生される主人公・エディが人類を救うために一緒に戦う話なのですが、ヴェノムが健気でかわいくて…。序盤は振り回されていたエディも、ヴェノムを信頼していくうちに思い切りのある行動に出るようになるので、観ていて楽しいです。2人の掛け合いも愉快で大好きです。

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