(更新: ORICON NEWS

BIGBANG、BLACKPINKら…YGのDNAを受け継ぐボーイズグループ・TREASURE、日本で存在感増す理由

 日本出身メンバー3人を含むグローバルボーイズグループの「TREASURE」。K-POP第4世代を代表する彼らが、日本1stシングル「Here I Stand」を29日にリリースする。『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の人気コミック『ブラッククローバー』を原作にした映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』(6月16日公開)主題歌に起用されたこの曲によって彼らは、日本における存在感をさらに上げることになりそうだ。

アルバム2作が首位、初来日ツアーで29万人を動員し大盛況…日本でも勢い増すBIGBANG弟分

 BIGBANG、BLACKPINKをはじめ、世界的なグループを輩出するYG ENTERTAINMENTから、2020年にデビューしたボーイズグループTREASURE。YGの創業者であり、韓国エンターテインメントを牽引するヤン・ヒョンソクが総括プロデューサーを務めたサバイバルオーディション番組『YG宝石箱』を勝ち抜いたメンバーで構成される。デビュー年の新人賞を総なめにし、K-POP第4世代の旗手として大きな注目を集めた。

 彼らの作品は、ここ日本でも抜群のチャートアクションを続けている。昨年2月に発売したアルバム『THE SECOND STEP:CHAPTER ONE』と、一昨年3月に発売したアルバム『THE FIRST STEP:TREASURE EFFECT』2作が、「オリコン週間アルバムランキング」で1位を獲得(22/03/14付、21/04/12付)。また、昨年11月発売のアルバム『THE SECOND STEP:CHAPTER TWO』は、発売から6週連続でトップ10入り。累計で12万5000枚以上のセールスを記録している(23年3/20付時点)。

 TREASUREの音楽の軸は、ヒップホップやエレクトロ。海外のポップミュージックのトレンドを取り入れたサウンドメイクはこれまでのK-POPと同様のスタイルだが、幅広い層のリスナーに訴求できるカラフルなポップ感覚も、彼らが急激に支持を伸ばしている大きな要因だ。
 そのことを象徴しているのが、アルバム『THE SECOND STEP : CHAPTER TWO』のリードトラック「HELLO」。曲が進むにつれて疾走感を増すビート、爽やかさと解放感に溢れたサビのメロディが印象的なダンス・ポップ・チューンだ。ラップのパートもよいアクセントになっていて、中毒性のあるナンバーに仕上がっている。メンバーの爽やかな表情、爽快なエネルギーを感じさせるパフォーマンス、色彩豊かな映像がバランスよく共存するMVも必見だ。
 メンバーそれぞれの個性を生かしながら、一糸乱れぬパフォーマンスを見せるステージも、ツアーを重ねるごとに進化している。昨年11月から今年1月にかけて行われた日本ツアー『TREASURE JAPAN ARENA TOUR 2022-23〜HELLO〜』では、8都市26公演で29万人を動員。ファイナル公演は大阪・京セラドーム大阪を埋め尽くし、K-POPアーティストの初来日ツアーとしては、史上最大規模のスケールを成功させた。

デビュー時にコロナ広がるも…“夢を諦めない”日本1stシングルへの想い

 日本1stシングル「Here I Stand」は、映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』の主題歌として書き下ろされた日本オリジナル楽曲。楽曲制作を担当したPURPLE NIGHTは、JO1、ITZY、登坂広臣、ジャニーズWESTなどの楽曲を手がける注目のクリエイターチームだ。

 ボーカルとギターのフレーズで始まり、印象的なギターリフとともに少しずつ高揚感を上げ、サビに入った瞬間に大きく広がる構成から、ジャンルを超え、幅広いリスナーを引き込むパワーが伝わってくる。メンバーそれぞれのシンガー/ラッパーとしての個性もしっかりと反映されたポップ・ロック・チューンだ。

 歌詞のテーマは、夢を決して諦めない、揺るがない想い。困難にぶち当たりながらも前進を続け、夢や目標に突き進む姿を描いたリリックは、『ブロッククローバー』(魔法がすべての世界で、生まれながらに魔法が使えない主人公が魔道士の頂点を目指すバトルアクション)のストーリーに寄り添うと同時に、TREASUREの軌跡とも強く重なっている。

 デビュータイミングがコロナによるパンデミックと重なった彼らの活動は、決して順風満帆ではなかったはず。それでも彼らは困難に負けることなく、リリースとライブを重ねることで、新世代K-POPを牽引するグループとなりつつある。「Here I Stand」から伝わるエモーショナルな波動は、メンバー自身の体験に裏付けられているのだろう。

 YGの遺伝子を受け継ぎながら、グローバルを視野に入れて進化を続けるTREASURE。日本1stシングル「Here I Stand」をきっかけに彼らは、更なる飛躍を果たすことになりそうだ。
■TREASUREメンバー
リーダーのチェ・ヒョンソク(ラップ/ダンス)、ジフン(ボーカル/ダンス)を中心に、ジュンギュ(ボーカル)、ユン・ジェヒョク(ボーカル)、ドヨン(ボーカル/ダンス)、パク・ジョンウ(ボーカル)、ソ・ジョンファン(ボーカル/ダンス)、そして日本出身のヨシ(ラップ)、アサヒ(ボーカル)、ハルト(ラップ)

インフォメーション

TREASURE(外部サイト)

Twitter:TREASURE JAPAN OFFICIAL@yg_treasure_jp
Instagram:@yg_treasure_official
YouTube:TREASURE Official YouTube Channel


日本1stシングル「Here I Stand」(3月29日発売)
【CD + 2DVD + スマプラミュージック& ムービー】
7,700円(税込)
※初回生産限定盤
※封入特典:シリアルアクセスコード

【CD + Blu-ray + スマプラミュージック& ムービー】
7,700円(税込)
※初回生産限定盤
※封入特典:シリアルアクセスコード

【CD + スマプラミュージック】
1,430円(税込)
※封入特典:シリアルアクセスコード
JAPAN 1st SINGLE『Here I Stand』先行配信中
オンラインストアはコチラから!(外部サイト)

JAPAN 1st SINGLE 「Here I Stand」(Lyric Video)
3月29日(水)20時よりプレミア公開!
https://youtu.be/Ffe36iIME70
Sponsored byエイベックス・エンタテインメント

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索