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【『Japan’s Got Talent』特集(1)】スーザン・ボイルら輩出 ゆりやんレトリィバァ・Travis Japanも出演した過去シリーズを振り返る
第1回は、過去に放送された『Got Talent』シリーズについて。現在までに、世界72ヶ国で各国のオリジナル版が展開され、194か国で放送されている。日本人参加者に焦点を当て、シリーズを振り返る。
スーザン・ボイル&ポール・ポッツらスターを輩出 吉本興業が初めてフォーマット権を獲得
英国の総合エンターテインメント企業のSyco Entertainmentと世界最大のテレビ制作会社のFremantleが共同所有するフォーマットで、2005年にイギリスにてパイロット版『Britain’s Got Talent』(※以下、『BGT』)が放送されると、その反響を受け06年よりアメリカにて『America’s Got Talent』(※以下、『AGT』)がスタート。辛口審査員としても知られるプロデューサーのサイモン・コーウェルほか、審査員たちによる歯に衣着せぬ発言や、オーディション参加者の想像を超えるパフォーマンスが会場や視聴者を大いに沸かせると、人気番組へと成長し、中国、フランス、インド、オーストラリアほか各国で続々と展開された。日本版『Got Talent』は、吉本興業が初めてフォーマット権を獲得した。
17年の歴史の中で、多くのスターを輩出。『BGT』で09年に準優勝し、同年の『第60回NHK紅白歌合戦』にゲスト出演し、“奇跡の歌声”と称されたスーザン・ボイルや、『BGT』で07年に優勝し、世界的オペラ歌手に転身したポール・ポッツが有名である。
日本からはダンサー・蛯名健一が優勝 ゆりやんレトリィバァも出演で大歓声
また、日本から出演して優勝し、賞金100万ドルを獲得した出場者もいる。ダンサーの蛯名健一だ。13年の『AGT』シーズン8で映画『マトリックス』をモチーフにしたパフォーマンスを披露。頭が突如落下したかのように見える動作や、ロボットのような人間離れしたダンスで会場を大きく沸かせた。この様子は、番組公式YouTubeチャンネルで公開され、これまでに1億2600万回以上再生されている。
Travis Japanも出演 審査員から高評価&会場から喝さいで世界的評価獲得
#TravisJapan, thank you for sharing your talent with all of America! We look forward to seeing what you do next!
— アメリカ大使館 (@usembassytokyo) September 9, 2022
Travis Japanの皆さん、@AGTAuditions で、全米にその才気溢れる姿を披露してくださり、ありがとうございます!今後の活躍を楽しみにしています! pic.twitter.com/2kXBCZOrpn
第2回は、『Japan’s Got Talent』の魅力に迫る。