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「なまりを消すぐらいなら女優はやりたくない」王林、りんご娘卒業後も青森を拠点に活動する覚悟

それぞれの夢を歩むメンバーへ「心の支えにできる場所を青森で作っておくからいつでも帰ってきてね」

――王林さんのような若い世代は、青森からはなれる方も多い傾向にあるのでしょうか?

王林多いですね。でも私の周りは大学で東京に行って、改めて青森のよさを知って帰ってくる子もけっこういるので。県外に出て刺激をもらうことも、とても大事なことだと思います。

 私も最初から青森に対して愛があったわけではないんです。この世界に入ったのはまだ小学生の頃だったし、モデルがやりたかったから。でも、りんご娘の妹ユニットとして青森県内のイベントやお祭りに行くうちに、どんどん良さを知ったんですよね。こんなにおもしろいものがあるんだ、おいしいものがいっぱいあるんだって知るうちに、青森が好きになったし、広めていきたいと思うようになりました。

――お話を聞いていても、青森愛が伝わってきます。ご自身では「青森の魅力を世界に伝えたい」とおっしゃっていますが、今現在どれぐらい目標に近づけていますか?

王林自分の中ではまだまだですね。100あったら10ぐらい。まだ伝えきれていない部分がたくさんあるし、やっとスタートに立ったくらいかな。でも、私が番組で紹介したところに行ってくださったり、青森県の人たちも改めて良さを再発見してくれているのを聞くと、すごくうれしいです。

――今後も拠点は変わらず青森で?

王林もちろん! ずっと青森にいたいです。片道3時間半かかるので、往復で半日かかってしまうんですよね。その時間がもったいないなとは感じたこともありましたが、私というものの充電器が青森だから、帰って来ないとがんばれないんです(笑)。

――王林さんにとってのタレント活動は、青森をPRしたいという気持ちが一番大きいのでしょうか?

王林そうですね。バラエティー番組に出たいっていう気持ちよりは、出させてもらうことで青森の方言を知ってもらったり、「王林」っていう名前が広まることで、りんごを作っている農家さんに元気を与えられたらいいなっていう想いが大きいです。

 それはりんご娘を卒業しても、大好きな青森をPRしていきたい気持ちは変わらないです。今は青森の伝統工芸品をもっと広めたいと思っていて。私たちの世代に響きやすいアクセサリーにしたりして、みなさんの目にとまるようになればと思っています。

――最後に改めて、卒業してそれぞれ新たな道へ進むメンバーへのメッセージをお願いします。

王林故郷があるから、戻って来られる場所があるから一歩踏み出せる部分もあると思う。県外に行くメンバーも多いけど、私はずっと青森県でがんばるから、心が折れそうなときはいつでも思い出してほしいです。みんなが心の支えにできる場所を私が青森県でずっと作っておくからどんどん走り出して、いつでも帰ってきてねと伝えたいです。人生一度きりなので、やりたいことに思いっきり挑戦してほしいですね。
(取材・文/辻内史佳)

「RINGOMUSUME ONE-MAN LIVE 2022”FOURs”」

日時:3月30日(水)31日(木)18:00START
場所:弘前市民会館(青森県弘前市)
配信はRINGOMUSUMEのYouTubeにて配信予定。
※アーカイブなし
公式HP:http://ringomusume.com/

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